2016/12/15

私と『全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会』 被害者を悩ますもの その2

●全国から連絡会に送られてくる『善意』の手紙やプレゼント

これは私が全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の池田としえ事務局長にいただいた、フランスにある「サンジェルマン・デ・プレ教会」の「奇跡のメダル」


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(※奇跡のメダルついては、こちらのブログ記事が参考になります↓)

奇跡のメダイユ教会 この教会で販売されている「奇跡のメダイユ(メダル)」を求め、世界中から観光客が集まります。 paris.nav.com


全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会の方々とのお付き合いは、かれこれ3年になる。はじめて池田議員にお目にかかったのは2014年2月。(知らなかったとはいえ)ワクチンのプロモーションに関与したことを謝罪しにいったことがきっかけだった。


子宮頸がんワクチン 被害者の声をききに議員会館へ その1


●なぜ、連絡会が回復情報を出さないのか 全国から届くプレゼント


実は私も連絡会の事務局長である、池田議員に尋ねたことがある。「子宮頸がんワクチンの被害から回復」された方々と、「治療者」が、「なぜ回復者の情報を出さないのか」と、ことあるごとに連絡会を批判していたからだ。連絡会にも回復した方々がいらっしゃるときいていた。だから「情報を出せばいいじゃないですか?」と尋ねたのだ。


すると、池田議員がため息をついて、私に全国から届く手紙や品物をみせてくれた。


私がはじめに手に取ったのは、アクセサリーと同封されていた手紙だった。手紙の書き出しからは分からなかったが、最後まで読んでいくと、どうやら純粋な善意ではないようだ。会の顔であるMさんに「アクセサリーを身につけて宣伝して欲しい」ということのようだ。


●患者団体として、医学的に不確実なことを、広める訳にはいかない

池田議員は次に台所に私を連れていって、健康食品やサプリのようなものを見せて下さった。会に関係している被害から回復されたという方が送ってくるようだ。ハッキリとはおっしゃらないけれど、こうした商品を、連絡会ですすめて欲しいということらしい・・・。


池田議員は、例え1人の方がある方法で回復したからといって、それが医学的に正しいとは限らない。だから、会として広めるわけにはいかないんだ、というようなことをおっしゃっていた。


その通りだと思った。


きっとがんの患者さんとご家族なら同じような経験があるだろう。キノコとか健康食品とか、がんに効くからと、「善意」ですすめる親戚や友達にウンザリした方は多いはず。私も超低出生体重児を出産したら、浄水器をすすめられ、困惑したことがあるもの。


一方で、そうじゃない方もいらっしゃるそうだ。先ほどの「奇跡のメダル」は、フランスのメダイユ教会に行かないと手に入れることがないメダルだそうだ。HPVワクチンの被害を報道で知り、心を痛めた方が、「被害者のお嬢さんのために」と、フランス旅行の際、報道を思い出して買ってくださったそうだ。1つや2つじゃなくて50個以上はあったと思う。世の中には親切な方がいらっしゃるものだと、私もビックリした。


池田議員に「あなたにもあげるわ」と言ってプレゼントしていただいた。今も大切にしている。


冒頭で取り上げた、HPVワクチンの推進で知られる久住英二医師はもともとは血液内科医だったそうだ。だとしたら、がんの患者さん達が何に辛い思いをしてきたのか、誰よりもよくご存じだったはずなのに・・・。薬害を訴えている方々だって、同じことで悩んでいるのだ。


駅ビルで白血病の診療 がん治療を身近なものにしたい|日経メディカル 2008-11-07

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