2017/01/03

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。


●私がボランティアをはじめた理由


これは昨年の12月、某医療機関でボランティアをはじめた日にとった写真。


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超低出生体重児の退院後の支援がなかなか充実しないから(というよりも、当事者の声すら社会になかなか届かない)ので、思いきってボランティアをはじめることにした。


面接の時に、応募した動機をきかれたので、正直にこたえた。超低出生体重児の子どもを育てていることで、支援がなくて、教育問題にはいつも悩まされてきたこと。自分自身が困っていた時に、小児がんの治療に携わる医師(牧本敦医師と原純一医師)の講演をみて、晩期合併症やボランティアの重要性などを知ったことなど。私がこのようなブログを書いているので、万が一にも病院に迷惑をかけたらいけない、という気持ちもあった。


するといがいなことに、病院のスタッフの方々は喜んでくれた。どうしてなのかというと、病院関係者も同じことで悩んでいたからだそうだ。高度医療で救命された子ども達への支援が不足していることに危機感を持っていたのだ。その上「私たちの活動は、当事者の方のために行う。だから当事者が参加して下さると嬉しいんだ」ということを、おっしゃってくださった。


そんなことを言われたのははじめてだった。


●パンダが羨ましい


私のような超低出生体重児を育てる親が、どんな苦労をするかは、こちらのパンダの赤ちゃん死亡のニュースをみるとわかりやすい。私はこのニュースをみてびっくりした。





息子も小さく産まれ、風邪気味の時にミルクがつまり呼吸が一時止まった。私はパンダのお母さんとは違って子どもを助けたが、あの時、パンダの赤ちゃんのように亡くなってもおかしくなかったのだ。ぞっとした。


同時に私はパンダが羨ましくなった。パンダには飼育員さんいて、子育てを助けてくれるからだ。それに超低出生体重児が亡くなっても虐待されるなど事件性がなければニュースにはならないだろう。


●誰よりも私たちの苦労を知っている人達がいるから、私も自分の経験を還元させて欲しいと思う


面接をした病院のスタッフは、誰よりも私たちの苦労をご存じなのだろう。


はじめてボランティアをした日、小さな子ども達を預かる仕事をした。大きな病院なら、どこにでもあるような預かり保育の仕事だ。親後さんが、入院しているお子さんの面会をする間、未就園児を預かるのだ。


各都道府県や市町村が募集する「保育ママ」やNPO団体などが募集する「病児保育」のような仕事なら私は応募しなかったと思う。


やっぱり、誰よりも私たちの苦労を知っている人達がいるから、私も自分の経験を還元させて欲しいと思うのだ。


「ママ〜」と泣き叫ぶお子さんをケガをさせたらいけないと思い、数時間ずっと抱っこをし続けた。腕がちぎれそうになった。


でも、がんばろうと思えたのは、泣き叫ぶお子さんの兄弟や姉妹が、病院のどこに入院しているのかわかるから。他にもお子さんを抱え、お母さんは大変だ。


心の負担が少しでも軽くなったらいいなぁと思う。

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