2017/03/10

NHKの松岡康子記者を取り上げた過去記事へのアクセスが急増

●森友学園の疑惑が報道されてからアクセスが急増


森友学園の疑惑が報道されてから、過去記事へのアクセスが増え続けている。


特に多いのは、NHKの松岡康子記者が取材した『風疹大流行 ~遅れる日本の感染症対策~』に関するもの。


私がブログをはじめた本当の理由 クローズアップ現代『“副作用”がわからない? ~信頼できるワクチン行政とは~』をみて その1


アクセスが増えている理由を、私なりに考えてみた。


●大手メディア記者が真実を記事にできない?


ベストセラーになった、『日本会議の研究』の著者、菅野完氏というノンフィクション作家がいらっしゃる。今メディアを賑わせている『森友学園』の疑惑を追い続けてきた方だ。



私も鈴木寛氏と下村博文氏の関係や国際医療福祉大学の疑惑などについて、関心を持ってきたから、彼の主張には頷くことも多い。こちらの菅野氏を取り上げた記事を読むと『森友学園』の初期の報道が、大手メディアから出てこなかった理由もわかる。

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大手メディア記者 今やネットに流すしか真相伝える手段なし 2017.03.07 NEWSポストセブン
「私は朝日新聞に勝った」──安倍晋三首相がトランプ氏との最初の会談(昨年11月)でそうメディアへの勝利宣言をしたと、産経新聞が報じた。

 政権に返り咲いて以来、首相が真っ先に取り組んだのがメディア対策だった。就任してすぐの2013年から2014年にかけて、全国紙5紙、ブロック紙、通信社、そして民放キー局のトップや編集幹部と会食を重ねた。その回数は2年半で50回にのぼった。

 安倍首相の言葉は敵対してきた朝日新聞だけでなく、大メディアはすべて統制下にあるという自信の表われだったといえる。


 しかし、もう自分には逆らえないと安心したのか、昨年からメディア首脳との会食はめっきり減り、今年は2月2日に渡辺恒雄・読売新聞グループ本社主筆、福山正喜・共同通信社社長らと食事をしたのが目立つくらいだ。

 一方で、安倍政権のメディア統制にはっきり綻びが見えてきた。国有地払い下げにまつわる森友学園問題は朝日新聞がスクープし、民放は当初、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)、『白熱ライブ ビビット』(TBS系)くらいしか取り上げていなかったが、国民の関心が高まるとフジテレビ、日本テレビなど民放各局が競うように連日ワイドショーで取り上げるようになった。

 そのうえ、現場の新聞記者たちから不興を買ったのが経産省の取材規制だ。

予算案が衆院を通過した2月27日、安倍首相は、東京・赤坂の中華料理店で官邸キャップとの懇親会を行なった。その日、経産省は、【1】庁舎内のすべての局の部屋を勤務時間中もロックして記者の出入りを禁止し、【2】職員が取材を受ける際は応接室で他の職員を同席させ、【3】取材内容を広報室に報告させる──という“記者排除令”を出した。日米首脳会談前に交渉内容の一部が漏洩し、世耕弘成・経産相が安倍首相訪米の同行者から外された“腹いせ”が原因とされる。

 これまで記者クラブ制度の下、特権的に役所からの情報を得てきた大手メディアの記者たちにとって、この措置は死活問題だ。

「同じ動きが全省庁に広がれば記者は情報が取れなくなって食いっぱぐれる。世耕大臣がやったことはトランプ政権の報道官が気に入らない記者を会見から閉め出したことよりもおかしい」(財務省担当記者)

 批判と不満は大メディアの記者全体で高まっている。

 クラブ制度の特権を奪われ、記者たちはようやく政権による情報統制に愕然としたのだろうか。新聞記者からリークされた赤坂での首相と記者の懇談をベストセラー・『日本会議の研究』著者である菅野完(たもつ)氏がツイッターで流し話題を呼んだが、そのリーク元は菅野氏の知人の大手新聞記者なのだという。これは、大手メディアの記者がいまやネットで国民に直接情報を流すしか“真相”を伝える手段を持っていないことに気づいた証拠にも見える。菅野氏はいう。

「新聞が反権力で動かないのはみっともない状況。現場の記者まで、『政権批判ありきで記事をつくるのはどうか』と平気でいう。新聞社内に反権力はダサイと考えるカルチャーができてしまった。だから本当に報じたいことも、ネットで書いてくれと他人任せにする」


 新聞記者たちは、安倍批判記事もネットへのリークではなく堂々と署名で書いてみせたらどうなのか。
※週刊ポスト2017年3月17日号

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松岡記者の報道は、まさに「反権力はダサイと考えるカルチャー」のような感じだと思う。だってNHKは公共放送なんでしょう?今にして思えば、政治的な力も働いていたのかもしれない。パチスロ関連機器等を製造するオーイズミが集団接種(しかも接種を行ったのはナビタスクリニック)、それをすぐにNHKが取り上げるって、なんだか不自然じゃない?!

風疹ワクチンの企業における集団接種について 平成25年5月13日 神奈川県
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/580263.pdf

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●籠池泰典氏の声明と『風疹大流行 ~遅れる日本の感染症対策~』に共通すること

昨日突然ネットにアップされた森友学園の理事長、籠池泰典氏の声明をみて思い出したのも、やっぱり『風疹大流行 ~遅れる日本の感染症対策~』だった。



●ジャーナリストの斎藤貴男さん「被害者はとても苦しんだんですよ」 私「知っているからここに来たんです」

私が違和感を覚えたのは、公共放送が、暗に被害報道を批判するような報道をしたからだ。あの時、何かが起きているんじゃないかと感じた。だからMMR訴訟当時、被害者側に立って報道していたジャーナリストの斎藤貴男さんの取材を受けることにした。本当は「斎藤さんにあったことがわかると危ないよ」とメディアの方に忠告されていた。


当時は、あまりピンとこなかったけれど、こうして様々な事実が明らかになると少し怖くなる。私に勇気や正義感かあるからじゃなくて、単に、無知だからできたのかもしれない。


でも結果的には良かった。斎藤さんにパソコンの動画をみてもらったら「ああ!本当だ。わざわざ万歳する姿を放送している」と驚いたからだ。驚くというより、絶句したという感じだった。

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NHKクローズアップ現代 風疹大流行 ~遅れる日本の感染症対策~ 2013年5月9日

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実はこのとき、ワクチン行政の大きな転換がありました。予防接種を受けたあと、死亡したり後遺症が残ったりするケースが相次ぎ、1980年代から90年代にかけて、国は裁判で次々と敗れました。

「ばんざーい!」

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斎藤さんはしばらく沈黙して「被害者はとても苦しんで、苦労したんですよ」と、ポツリと一言。私は「知っているから、今日ここに来たんです」と説明した。その後出版された斎藤さんのご著書から、もう一度引用させていただく。斎藤さんの苦悩が現れているように思うのだ。

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〜斎藤貴男『子宮頸がんワクチン事件』より〜

国民の権利意識が高まり、個人防衛の側面が重視されすぎるようになったことが、欧米とのワクチンギャップを招いたとされる今日だけれど、筆者はまさにその過程で、おぞましいものを見ている。

お見舞いのことば

○○○殿(原文は実名)には予防接種を受けたことにより不幸にも障害の状態となられました。これは社会防衛のための尊い犠牲であり誠にお気の毒にたえません ここに予防接種法により生涯年金をお届けしてお見舞い申し上げます


MMRワクチンで重度の障害を負った女児が1993年に受け取った、厚生大臣名の書状だ。因果関係を認められた被害者に例外なく送られる文書である。亡くなった被害者の場合は、これが「お悔やみのことば」になる。どこまでも支配者の高みから、謝罪とか反省といったニュアンスを徹底して排除した表現には背筋が凍り付いた。

両親は泣いていた。書状を前に固まってしまった筆者に、父親が、「因果関係などないと逃げまくる人達たちを相手に苦労を重ね、やっと認定を得て、少しだけ、ほっとしたところだったんです。でも、それも束の間、どうして犯人の側にこんなものまで送りつけられなければいけないのですか。なんで、うちの子じゃなくちゃいかんのですか」と、声を詰まらせながら言った。

◇  ◇  ◇

私は自己紹介に書いてあるように左翼活動が大嫌いだった。父が働いていた丸の内では、過激派による爆破事件があり、多数の死傷者が出ているからだ。


しかしそういう活動を、それこそ十把一絡げにし、切り捨てるような方達とは一線を画したい。だって救いようのない人権侵害がうまれるかもしれないじゃない。


松岡記者は裁判で認められたワクチンの被害者にあったことがあるのかな?あまりにも辛いことが多いから離婚したり、家族がバラバラになることも珍しくないんだよ。救済や支援のあり方を批判するにしても、もっと別の伝え方があったんだと思う。

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