2017/03/31

疑惑の『水口病院』 医師ら3人書類送検へ 無資格中絶手術で妊婦死亡 

●医師ら3人が書類送検

昨年末話題になった、あの『水口病院』の続報があった。

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フライデー 無資格中絶死事件 水口病院は「死者が理事長だった!」 – FRIDAY(フライデー) 2017年 1/6・13合併号 2016年12月22日発売
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私が7年近く追い続けてきた問題だ。


あるジャーナリストの名刺に記載された肩書きと住所の謎 疑惑の『水口病院』


昨年末ご遺族が、業務上堕胎容疑で医師を警視庁武蔵野署に告発していたが、結局、書類送検されたそうだ。

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無資格中絶容疑で医師送検=手術の23歳女性死亡-警視庁 時事ドットコムニュース 2017/03/30-12:12

東京都武蔵野市の産婦人科「水口病院」(1月から休院)で中絶手術を受けた女性=当時(23)=が死亡した問題で、警視庁捜査1課は30日、資格がないのに中絶手術をしたとして、業務上堕胎容疑で、いずれも医師の男(58)と女(34)を書類送検した。2人は「院長が資格を持っていれば、自分も手術できると思った」と供述している。

無資格中絶、医師を告発=23歳女性死亡で遺族-警視庁

送検容疑は2016年5~9月、母体保護法に基づき中絶手術が例外的に許可される「指定医」に都から認定されていないのに、死亡した女性を含む計22人の女性に施術した疑い。

同課によると、死亡した女性以外に体調不良を訴えた人はいなかった。女性は妊娠5週目の16年7月に医師の男から手術を受け、6日後に西東京市の自宅で死亡した。解剖などの結果、死因は急性心機能障害で、手術との因果関係は認められなかった。 

都は同病院に対する立ち入り検査を複数回実施。医師の男は同年10月末で病院を退職し、遺族や都が同12月、警視庁武蔵野署に告発していた。

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水口病院といえば、フライデーや週刊文春の取材に「(遺族の告発は)結局、画策グループの手先で金銭的に買収された」なんておっしゃってしまう、あのワンマン理事長代行がいらっしゃる。もちろんご遺族の主張を全面的に受け入れているわけではない。


NHKニュースが、ご遺族と『水口病院』の主張を併記して掲載していたので引用する。

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医師会の指定受けず中絶手術 医師2人書類送検 3月30日 12時47分 NHK

東京・武蔵野市の産婦人科病院の医師2人が人工妊娠中絶の手術に必要な医師会からの指定を受けずに執刀していたとして、警視庁は2人を業務上堕胎の疑いで書類送検しました。この病院をめぐっては、手術を受けた女性が6日後に死亡し遺族が執刀した医師を告発していましたが、警視庁によりますと、死亡と手術との関係は無かったということです。

書類送検されたのは東京・武蔵野市の産婦人科病院、「水口病院」で非常勤として勤務していた58歳の男性医師と34歳の女性医師の2人です。

警視庁の調べによりますと、2人は中絶手術に必要な法律に定められている東京都の医師会からの指定を受けていないにもかかわらず、去年9月までの4か月間に合わせて22件の人工妊娠中絶手術を執刀したとして、業務上堕胎の疑いが持たれています。

この病院をめぐっては、去年7月、この男性医師が執刀した中絶手術を受けた当時23歳の女性が体調が悪化して6日後に自宅で死亡し、遺族や東京都からの告発を受けた警視庁が捜査していました。その結果、2人が指定を受けないまま手術を繰り返していたことがわかり、書類送検したということです。

警視庁によりますと、調べに対し2人はいずれも「院長が資格を持っていたので、手術できると思っていた」などと話しているということです。一方、警視庁は女性の死因についても捜査を進めましたが、警視庁によりますと、死亡と手術との関係は無かったということです。

病院の弁護士「無指定医の手術 申し訳ない」

「水口病院」を運営する医療法人財団の弁護士はNHKの取材に対し、「指定を受けないまま専門医が手術をしたことについては、病院のホームページに掲載しているとおり申し訳ないと思っている。一方で、女性の死亡と手術に関係はないと判断されたことは従来からの主張が認められたと考えている」と話しています。弁護士によりますと、病院はことし1月から診察などを行っておらず、再開の見通しは立っていないということです。

死亡した女性の夫「真相解明を」

手術を受けたあとに死亡した女性の夫は「指定医師ではないと知っていれば、妻も私も中絶手術を承諾するはずがありませんでした。検察官には厳正な捜査のうえ、厳しい処分を下すことを求めます。今でも大切な妻を失った悲しみが消えることはありません。なぜ、こんなことが起きてしまったのか、これからも真相解明に向けて、できるだけのことをやっていきたいと思います」というコメントを出しました。

遺族の弁護士「死亡と手術 関係なしは早計」

「水口病院」の医師らが書類送検されたことについて、手術を受けたあとに死亡した女性の夫の弁護士はNHKの取材に対し、「女性の死亡が手術によるものではないという結論は早計だ。今後は、検察庁の対応を見守るとともに、こちらで女性の死因をきちんと調べる方法を考えていきたい」と話しています。

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●『水口病院』は組織的に違法な堕胎行為を行っていた?

ご遺族の代理人、中川素充弁護士がツイッターで、報道機関に配られたご遺族のコメントについて解説していらした。『水口病院』の疑惑をズバリ指摘している。


確かに、私も水口病院のホームページをみて時違和感を覚えた。上手く表現できないけれど、中絶がまるで『商品』のようだと思えたからだ。













私が水口病院のサイトをみておかしいと感じたことはもう一つあった。スタッフとして名前が掲載されていた医師数名だ。他のいくつかの産婦人科病院のサイトに「スタッフ」として掲載されていたからだ。もちろん医師が複数の医療機関で働くことは違法ではないし、よくあることだと思う。でも、何かがおかしいと思っていた。


こちらは以前紹介した、水口病院を告発する別のご遺族のサイト。昨年末の報道後、掲示板には投稿が増えていた。以前裁判を起こしたご遺族と思われる方の書き込みで、和解金の金額まで書かれている。


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水口病院 新生児死亡 
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まだ、やらかしてるんだね。確か、その時は病院が倒産しそうなので、これしか賠償できないと差し出したのが、1億円でした。当時、病院側に提出した、意見書や裁判記録今でも保管しています。
当時の医院長は日本産婦人科学会の副会長の柳さんで、同業界の有名弁護士がずらりと並んでの裁判でした。カルテの改ざんから恫喝された医師の告白、辞めさせられた看護師、産婆さん。事実は小説よりも奇なりです。
但し、人生万事塞翁が馬。何か良くて何が悪いかは……。なんもいえません。

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このブログにも、『水口病院』で以前働いていらしたという方から、コメントをいただいたことがある。内部告発が何度かあり、裁判も何度かあったけれど、結局良い方向へとは変わっていかなかったようだ。


一方で、実は今日、ブログで何度か取り上げた別の『事件』に関して、良い知らせがあるときいている。


同じように告発があり、バッシング記事もたくさん書かれたけれど、その後が180度違う。


この違いは何なんだろう?


もちろん、何を言っても聞き入れない、反省しない、ということが根底にあるんだろうが、周りで支えている方々も大きいのかな、と思っている。


コメント

非公開コメント

そもそも正式に病院がない

そもそも、とっくに理事長が死んでいる。
昨日、おととい、急死というわけではない。

それで、病院がやっていた?

なんだこりゃ

Re: そもそも正式に病院がない

ありえへんさま、初めまして。

そうなんです。
こちらのフライデーの記事にもっと詳しい経緯が書いてあります。

http://elb.friday.kodansha.ne.jp/archives/93197

「理事長が死亡していたことを私は知らなかった」
と言う常務理事(理事長代行)のお話は、私もとても信じられません…。