2017/04/26

『女性保育士を薄給でこき使うな』 駒崎弘樹氏と認定NPO法人フローレンスは控訴中? 

●フローレンスは寄付と補助金で年間約4億円、年間収益で8億

社会的企業といえば、NPO法人フローレンスというくらい有名な病児保育を行っているフローレンス。その代表である駒崎弘樹氏は現在係争中だそうだ。駒崎氏は、フローレンスのあり方を批判しただいわりゅう氏を訴えたらしい。



駒崎弘樹及び認定NPO法人フローレンスとの保育士を薄給でこき使うな裁判は次の東京地裁に私の意見陳述書を出します。 公開日: 2017/04/13 モデル、キャバ嬢、風俗嬢、AV女優、家出少女、シングルマザーを幸せにするNPOだいわピュアラブセーフティーネット

第4回裁判。駒崎弘樹、NPOフローレンスは女性の敵だと思います! 公開日: 2016/09/13





駒崎氏は重度の自閉症のお子さんのお父様にも批判されているようだ。





何を隠そう、私も(駒崎氏とその活動を取り上げる)メディアに違和感を覚えていた。


●社会企業家をもてはやす前に、力のある教員をきちんと評価して欲しい!


だって駒崎氏のような「起業家」にばかり光が当たり、かえって私たちの困難が素通りされてしまうんだもの。駒崎氏は事業者であって私たちの代表ではないのに。


はじめて駒崎氏を知ったのはもう10年以上前。ある研究者に、一冊の本を渡されたのだ。「この人をどう思う?」ときかれた。その本の著者は何人かの社会起業家を取り上げていて、駒崎氏のことを何万人に一人の才能の持ち主だというように手放しで褒めていた。


もちろん私に意見を求めるくらいだから、その研究者はあまり良い印象を持っていなかったのだろう。「彼は保育や教育に関心がある訳じゃないだろう」と言っていた。保育や教育のプロの方々の評価は、そんな感じだったのだろう。



●居酒屋チェーンで有名な「和民」に似ている…


実際、本を読みすすめていくうちに私が思い浮かべたのは居酒屋チェーンで有名な「和民」だった。社会企業ってよく言えば「貢献」だけれど、「公」がしっかりしていたら、別になくてもいいとも思う。どちらかというと、隙間産業じゃないのかな?


私は「和民」がメディアに取り上げられはじめた時のことをよく覚えている。「おふくろの味」を強調する社長の主張に違和感を覚えたのだ。「家庭の味を忙しい皆様に安く提供したい。そのために(夕方までしか働けない)主婦に料理を作ってもらっている」というようなことを力説していた。「夕方までしか働けない主婦」と「Win-Win」の関係をつくっているのだそうだ。


「和民」の社長の発言には違和感があった。ものは言いようだと思ってしまった。「プロの料理人や調理師を何人も雇用すると人件費が高くつく。主婦なら料理をつくれるし、人件費も安く抑えられるから一石二鳥」が本音。穿った見方かもしれないが、女性を安く買い叩いているようにも思えたからだ。


これが当時のことを書いたブログ記事だ。


小さく生まれた子供を社会でどう支えるか「その16」 必要なのは教育者の温かな眼差し

これからの日本を取り巻く環境は厳しくなるに違いない。就職した会社の経営者が、ある日突然、中国系やインド系になる、ということだって当然あるだろう。カナダに住んでいた時、中には「母国の戦火から逃れ、難民となってカナダにたどり着いた」というような人もいた。そういう人達は必死に這い上がろうと寝る暇を惜しんで勉強するのだ。親にいわれて勉強するようでは、将来どの道にすすんだとしても、結局生き残っていけないと思ってしまう。


そう考えると、発達が遅れている子どもにとって必要なのは、その子の力を最大限に導き出そうとする教育者の温かな眼差しだと思う。「あれができない。これが足りない」と常に遅れを指摘されたら子どもは「産まれてきて幸せ」と思えるだろうか。何かを一生懸命がんばろうと思うだろうか。


いくら支援が不足しているからといって、その前にやるべきこともあるんじゃないだろうか。力のある教員をきちんと評価することも大切じゃないかと思う。


発達の遅い子供の教育は量より質だ。一時期ブームになった「新しい公共」にだって負の側面がある。私は民間がいいとは必ずしも言えないと思っている。民間のNPO団体も増えたが、中には人件費を安く抑えるために、あるいは効率を優先するために、学生アルバイトに療育を任せる、ということもあるからだ。




●こども病院でボランティアをする保育士志望の学生が、就職先にNPOを選ばない理由 

ちなみに、私がボランティアをしている子ども病院には、保育士を目指す大学生が大勢登録している。皆、真面目で熱心だ。もちろん彼らは、通常の保育でなく、病児保育にも関心があるから病院でボランティアをしている。けれど面白いことに、ほとんどの学生はNPOを就職先に選ばない。理由は息子がお世話になったNPOの先生が私に言っていたことと同じ。待遇や福利厚生の面で不安があるから考えられないのだそう。できれば、公務員になりたいと言う。ずっと勉強したいし、長く働きたいから、まずは安定した生活を入れたいのだそうだ。


そのほかに、その病院に学生が集まる理由はもう一つあった。保育を学ぶ若い学生が「将来、あんな保育士になりたい!」と憧れるような、病児保育の世界では有名なカリスマがいらして、口コミで広がったのだそうだ。


私は若い学生と一緒に活動し、社会貢献とか社会企業への違和感がどこからくるのかわかる気がした。社会貢献とか社会企業の是非はともかく「教育や療育には、お金がかかる」ということを、もっと伝えるべきなんだと思う。


(※ 関連する記事です↓)
超低出生体重児と『発達障害』 「急拡大する『発達障害ビジネス』その功と罪」を読んで

親権争いをビジネスにしている勢力が一部にいる!? キャリア官僚が刑事告訴 『DV冤罪』その後 警視庁が認定NPO法人フローレンス代表駒崎弘樹への刑事告訴を受理?



発達が遅い子ども達は、ただ刺激を与えればいいというわけではない。障害や病気を抱えた子どもがいると親が「働けなくなる」という問題もあるかもしれないが、その先にある「教育の質」は議論されないままだ。


息子のように発達の遅れがわずかな場合、ほとんどの人たちが素通りしていく。走りまわれるし、しゃべれるし、普通に学校にも通えるからだ。だから「預けて働けばいいじゃない」という風潮になったら逆に怖いな、と思っていた。


私だって、私の代わりに勉強をみてくれる人がいたらすぐにでもお願いしたい。でも、そんな人はどこにもいなかったのだ。


お金をもらっても、やりたくない仕事だからじゃない!?


今になって、発達障害のお子さんの親御さん達からも批判が噴出している。「やっと」こういう日がきたようだ。


本当に、本当に長かった。(関連するページです↓)


テレビで人気!音喜多駿都議が「大事な本会議中に居眠りしたワケ!」を読んで 福祉なんだか偽善なんだかよくわからない・・・

成育の医療型短期入所施設『もみじの家』 官僚のメディア戦略はここが違う その1

コメント

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No title

だいわりゅう氏のほうが個人的にうさんくさいとしかいいようがないという印象です。
言論弾圧が、というよりだいわりゅう氏の発言が整合性がとれなさすぎです。
裁判がどうなったのか知りたかったのでアクセスをしましたが残念です。

Re: No title

りゅうじさま

初めまして。私のブログを読んでくださって、ありがとうございます。

「裁判がどうなったのか知りたかったので」ということですね。
実は調べる方法があるんです。
私は先日行って来ました。
非常に興味深い内容でした。

私は超低出生体重児と呼ばれる子供の母親です。
自分の子供が生まれてから、ずっと不思議に思ってきました。
なぜ、支援が充実していかないんだろう?

それでジャーナリスト探偵もどきのことをして調べるようになりました。
色々なものに搾取されていくことがわかりました。
(実際に、ジャーナリストや記者にあって色々と教えていただきました)

この問題も面白いです。
ゆるゆるですが、追いかけていくつもりです。

初めまして。
過去の記事へのコメント失礼致します。

病児保育に関心がありフローレントの駒崎氏について調べておりましたらこちらのブログにたどり着きました。

こちらの記事を拝見して病児保育のカリスマ保育士さんが勤めていらっしゃるこども病院を知りたく思わずコメントしてしまいました。

不躾ではありますが差し支えなければどちらの病院か教えていただくことはできませんか?



Re: タイトルなし

salaさんこんにちは。
コメントをありがとうございます。

ブログからメールが送れるように設定してあります。
ここに書くと、差し障りがあるかもしれないので、
もしよろしければ、メールを送ってください。

お待ちしてます。

お返事ありがとうございます。

スマホからメールを送ろうと思ったのですが、宛先のアドレスが表示されないのでアドレスを教えていただけるとありがたいです。

度々お手数おかけしてしまい申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

Re: タイトルなし

すみません。。

スマホでメールフォームが表示されないことに今、気づきました。
新しい記事に表示方法を書いたので、ご覧ください。

http://sakura4747.blog.fc2.com/blog-entry-1102.html

申し訳ありませんでした。