2017/05/10

超低出生体重児の教育支援 『巨人の星』と『スロージョギング』

●子どもは半年もすればガラッと変わるのに 小さく産まれると大変だね


先日ブログに国立成育医療研究センターに手紙を送った理由を書いた。


何度か触れてきたように、私は神奈川県ではじまるゼロ歳からはじめる未病対策~早産・低体重児における電子育児応援ナビゲーションシステム (神奈川県未病検診研究事業)に疑問を持っているからだ。


息子を知っている人は息子が『発達障害』じゃないと思うからだろう。反響が大きく驚いている。代表的な意見はこんな感じだ。


「子どもは半年もすればガラッと変わるのに。小さく産まれると大変だね」
「外の世界をあまり知らないお医者さんたちが支援を考えていくと、こういうことになってしまうんですかね?」



●スポ根アニメ 『しごき』は『虐待』と何が違うのか


そこで、夫が言っていた「子どもの成長は長い目でみないといけない」をもう少しわかりやすく説明しよう。こちらは1966年から1971年まで『週刊少年マガジン』に連載された、『巨人の星』というスポ根アニメ。主人公の星飛雄馬は、巨人軍に入団するために、父の星一徹に英才教育を施される。


新・巨人の星 第42話 父一徹の贈り物 Full HD 2015
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『巨人の星』といえば、大リーグボール養成ギブスをはじめ、毎回、ビックリするような方法で、父の星一徹が息子をしごく。私はこの『巨人の星』のせいで、スポーツが嫌いになってしまった。スポ根アニメに代表されるような、『しごき』と『虐待』の違いがわからないからだ。


運動生理学が専門の夫は、新聞のインタビューで答えていたことがある。偶然にも、夫が研究者の道にすすんだのも「因襲的なしごきに疑問を感じたから」だそうだ。


最近、面白いことを私に教えてくれた。


●『巨人の星』は受け付けないのに、『スロージョギング』にはまる…


こちらは夫の大先輩、田中宏暁福岡大学教授が提唱する「ニコニコペース」や「スロージョギング」を紹介する動画だ。「ニコニコペース」や「スロージョギング」はテレビや雑誌で何度も取り上げられ、とても人気がある。




実は私も田中先生を紹介する記事を読んで、ジョギングをはじめた一人だ。「私でも、フルマラソンにいつか出られるのかも!」と思ったのだ。私がスポ根が大嫌いなことをよく知っていた夫は、ジョギングをはじめた私にこう言った。


●辛い運動 イヤイヤやるのか、やりたいからがんばるのか


「僕は学生時代からスポーツをしてきたから因襲的しごきに疑問を持ってきた。だから大学院にすすんだ。研究をすれば、もっと楽にトレーニングをする方法を見つけられると思ったからだ。


でも研究してわかったのは、厳しいスポーツは、結局、ある程度のトレーニング量をこなさないと上手くならない、ということだった。


(あなたのように)田中先生の本を読んだり出演するテレビをみると、やりたくなるでしょう?でも考えてごらんよ、マラソンは誰もが気軽にできるお手軽なスポーツじゃない。


スロージョギングも実は同じなんだよ。ある程度の運動量をこなさないと、マラソンを完走することはできないんだよ。


田中先生はご自身が優秀なアスリートだったんだよ。教員としても優秀な方だから(あなたのような人にも)『私もできるかも!』『私もやってみよう!』と思わせてしまうんだよ。」



う〜んなるほど。。


これは息子にも当てはまるだろう。昨年、私の知らないところで字を上手く書けるように、練習をしていたようだから。


●学校生活は超低出生体重児の心と体の成長にあっているのか


私は超低出生体重児は、私たちとは違う時間軸で成長するんだと思っている。


だから、一時的に勉強が遅れ、同級生との差が開いたとしても仕方がないと考えてきた。


でも学校生活は集団生活だから、待ってくれない。一人の子どもには合わせられない。



どうしたらいいんだろう?


もちろん、訓練は必要で大切だ。でも、本当はこうしたことだって議論すべきじゃないの!?

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