2017/06/01

ある男性の悲劇 『こころの専門家』の介入と支援で家族がバラバラに 

●一枚の画像から蘇る苦い記憶

「ハイリスク児フォローアップ研究会」という勉強会がある、と同じ未熟児を育てているお母さんに教えていただいた。NICUを退院した子ども達をどう支援するのか、専門家が集まって考えているようだ。


どんなことが話し会われているのか調べるために、「ハイリスク児フォローアップ研究会」をグーグルで画像検索してみるとーーーーたくさんの画像がヒットする。私はある一枚の画像に目が釘づけになった。


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勉強会のために作成したパワポだろか。そこには、精神科医療の被害を訴える人たちの集会で何度も耳にした、女性精神科医の名前があったのだ。


●ある男性臨床心理士が児童養護施設で働く理由


フラッシュバックのように、苦い記憶が蘇る。私の脳裏には、ある一人の男性の姿が浮かんだ。その男性は私たちに、「虐待された子ども達」について話してくださった臨床心理士さんだった。


専門家と呼ばれる人達が考える「良い支援」と、私たち当事者が求めていることとのギャップに、ため息が出た。専門家の勉強会で話し合われている「親の養育能力を高める」という上から目線の伝え方も気になるな…。


おそらく専門家の方々は、この女性精神科医が所属している日本トラウマティックストレス学会が、なぜ問題にされたのかご存知ないだろう。PTSD治療の権威がPTSD患者を殴って週刊誌をにぎわせたり、DVでっち上げに苦しむ男性被害者を生んだことだって、話題にすらならないんだろう。


子育て支援とお父さん ジェンダー『思想』を持ち込まないで! 前編 ああ〜、何でもすぐにPTSDにする先生ね


その臨床心理士さんは児童養護施設で、虐待された子どものために日々奮闘していらした。


虐待だけじゃなく、家族の問題にも目を向ける非常に熱心な支援者だった。私は講演をきいて嬉しく思い、終了後主催者にお礼を伝えた。すると主催者の方はため息をつきながら、「内緒だけどね」と驚くことを打ち明けてくれた。なんと、その臨床心理士さんもまた、家族から引き離された被害者の一人なんだという。


私はあまりのことに、沈黙するしかなかった。


どうやらかつて奥さんだった女性が、離婚で親権をとるために、女性外来などの支援者に相談したようだ。女性の話にしか耳を傾けない支援者が間に入ってしまったために、圧倒的に不利な状況に追い込まれ子どもを引き離されたという。その男性は、自分のような辛い目にあって欲しくないと考えているのだろう。今は臨床心理士として児童養護施設で働きながら、離婚で家族がバラバラにならないような支援もしていると教えてくれた。


私はこの男性の苦しみを、『こころの専門家』に伝えたいと思った!


専門家というなら、自分たちの生み出した悲劇にも目を向けるべきだと思うからだ。本当は、裁判の傍聴にいくのも、被害者の男性に会うのも、私じゃなくて専門家の仕事だと思う。




そもそも、なんでこういう悲劇を生むのか、深く考えたことがあるのだろうか?社会で解決すべき問題まで、医療が介入し解決しようとするからだろう。


超低出生体重児の退院後の支援だってきっと同じことが起きるだろう。現に一度もあったことのない医師が「息子さんは発達障害かもしれない」とメールを送ってきて驚いたことがあるのだから。これまで行われてきた早期介入・早期支援のあり方を検証することなく前につきすすめば、悲劇を生むだろう。



(※ 参考のために、過去記事を一部再掲しました)
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子育て支援とお父さん ジェンダー『思想』を持ち込まないで! 後編 『けんちゃんとラブラブな毎日』に涙

●女性の権利擁護のためには、『箱モノ』や『講演会』が必要?


私が彼ら(※ 育児心理科の元主治医をはじめとする女性を擁護している研究者のこと)に怒ったのは、でっち上げDV認定に荷担しておいて、私のような母親には強く出るからだった。私は、彼らは女性の人権のためじゃなく、『女性利権』のために活動しているようにしか思えなかった。なぜなら彼らが熱心にしていたのは、このような講演だったから!!

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一般財団法人 女性労働協会 「女性と仕事の未来館」
女性とトラウマ 〜DV、性被害、職場でのセクシャルハラスメント、パワーハラスメントを中心に〜

(※ 私がPDFにして保存していたものです。すでにこの施設は閉鎖されました)
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「女性と仕事の未来館」を閉鎖判定 事業仕分け  2010/11/17付 日本経済新聞
 
 政府の事業仕分け第3弾後半戦は17日、厚生労働省所管の財団法人女性労働協会が運営する「女性と仕事の未来館」について「閉鎖」と判定した。同館を運営するための男女ワークライフ支援事業については再び「廃止」との判定を下した。厚労省は過去の仕分けで廃止判定を受けた女性と仕事総合支援事業に代え「男女ワークライフ支援事業」と改称して同様の予算要求をしていた。

 仕分け人からは「過去の仕分け結果を全く反映していない」との指摘が相次いだ。女性と仕事の未来館についても「存在意義が不明確だ」「ハコモノの時代ではない」などの意見があがった。

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●『けんちゃんとラブラブな毎日』に涙


『女性支援』に予算をつけたから、とにかく使わないといけない。だからこういうことに研究費が使われたのだろう。


ただ、当時は被害を訴える男性がネット声をあげる以外、ほとんど見向きもされなかった。


転機が訪れたのは民主党政権になってから。彼ら女性研究者達は無駄遣いをしていると蓮舫議員らに激しく批判されたのだ。当たり前だと思う。私はテレビの前で、「もっとやって!」と拍手喝采をした一人だ。


国立女性教育会館は変われるか 掲載日:2012年8月29日 サイエンスポータル


だって彼らがしてきたのは、女性の地位向上のための「箱モノ」をつくるからはじまり、「講演会」を行ったり、本を出版することだったもの。彼らの活動のために、私たち「か弱い女性」が必要だっただけじゃないの?


人は必ずミスをするもの。もしも女性や子どもの人権を真剣に考えるなら、悪用されることだって、はじめから考えるよね?彼らは「女性の地位向上」「女性の人権」と口にするけれど、自分たちの活動のために、男性が窮地に陥っても沈黙するばかり。同じ人権問題に代わりはないはずなのに、ずいぶんと都合がいい考え方だと思う。だから私は信用できないのだ。


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DVシェルターに入るまで DVシェルターに入ってみた! 2013年07月22日


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医者の診断書があれば、もう余裕でDVシェルターに入れるんだけど、それじゃ素人だってw

せっかくなので、DVシェルターに入ったら生活保護も取りやすいからそれもやんな って事になりました。
パパと離れて暮らすにしても生活していかなきゃいけませんからね。
そして子供2人+大きな子供もいるのでw

でMママの友達に鬱病の診断書が簡単にとれる病院を紹介してもらいました。


当日は緊張して上手く出来なかったけど、とれました!!鬱病!!!

これとDVの診断書があれば100% OKなんだって☆-( ^-゚)v

あとは決行の日を待つばかり。

もうすぐけんちゃんとラブラブな毎日が待っていると思うと、早くシェルターに入りたい!www

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●私が実名で学会発表してもらった理由


こんな感じで私は元主治医を、1つ1つ根拠をあげ批判したら、逆ギレし私は精神障害者にされた。「医師である私の治療方針に逆らったから」というただそれだけの理由で。でもその頃、いくら訴えても誰も真剣に取り上げてくれない。


「このまま泣き寝入りするしかないかな」と諦めかけていた時だった。


たまたま知り合った方が、私の話に興味を持ってくれた。その方は、なんと、ジェンダーが専門の社会学者だという!これはチャンスと、無理矢理お願いし、実名で被害体験を学会報告していただいた。ジェンダーの研究者にこそ、『女女格差』や、男性の人権侵害を考えて欲しいからだ。


2013年5月の終わり。


今から思えば、実名で一例を取り上げてもらうなど、めちゃくちゃなお願いだったと思う。でも、それだけ必死だった。


だってこれからは、女性が被害を訴えたって、信じてもらえなくなるかもしれないじゃない!本当に女性の地位向上とか、権利を主張するなら、男性の人権だってキッチリ守るべきでしょう?私は男の子の母だもの。どんな酷い言葉を投げかけられても、私という人格を否定されても、黙るもんか!


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黙っていたら、被害者はこうやって増えていくんだよ↓


厚労省の『拠点病院事業』の問題点 その2「子どもの心の診療ネットワーク事業」の不都合な真実 (後編)

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