2017/07/10

鹿児島の心療内科〝性的ドクハラ″疑惑 ブログへの反響  私の「心の傷」を回復させたもの

●次々入るコメント

鹿児島の心療内科で起きた〝性的ドクハラ″疑惑はきっと大きく注目されるに違いない。

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今までブログで様々な問題を取り上げてきたけれど、これまでにない反響があるからだ。


いくつか疑問点があったので、問い合わせてみたら…テレビ放送では真相の10%も伝えられていないと言われた。被害者の方々は、まだ冷静に被害を語れる状況ではないそうだ。今回は、単なるドクハラでなく〝性的″な被害だから深刻だ。もしこのまま社会が看過したら、生涯に渡って被害者が苦しむことになるかもしれない。胸が一杯になった。

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精神科医が患者に手を出すということ 精神科医の犯罪を問う 2017/7/1

勇気ある遺族や被害者らが声を出し始めてからようやく物事が動いてきました。特に、今回表に立った遺族の女性は多くの被害者や遺族、関係者を勇気付け、そして自ら先頭に立ってここまで引っ張ってきました。その勇気と行動力には頭が下がります。

普通に考えたら、精神科医が主治医という立場を利用して患者に手を出すということはあり得ないことです。特に、この精神科医は既婚者であり、複数の女性患者に性的関係を迫り、同時進行で関係を持っていました。これは、個人の欲望を満たすために一方的に患者を利用し性的搾取したことを示します。

こういう話をすると、成人した男女だから良いのではないかという声が必ず聞こえてきます。しかし、青少年に対するみだらな性行為やわいせつな行為が条例で禁じられていることを考えてみましょう。

たとえ同意があったとしても、結婚を前提とした関係ではない淫行は罪に問われます。それは、正しく判断できるだけの知識や経験のない青少年に大人が一方的につけこんで個人の欲望を満たしており、青少年に多大な悪影響を及ぼすからです。

同様のことが精神科医と患者の関係でも成り立ちます。受診するきっかけとなった精神症状や服用している向精神薬の影響で正常な判断ができない立場の患者に一方的につけこみ、個人の欲望を満たすために性的搾取することは極めて悪質です。そもそも患者は治療のために受診するのであり、治療という目的から考えても悪影響しかもたらさない行為そのものがアウトです。

しかし、これは刑事上何ら法に触れる行為ではありません。この鹿児島の精神科医の件では、まずその現実が立ちはだかりました。彼の場合既婚者であり、遺族の抗議によって患者と関係を持ったことを不適切だと認めながら、その後も変わらず患者に手を出し続け、被害者を増やし続けたのでした。それほど悪質でありながら法的な不備によって被害者が泣き寝入りするしかなかったのです。

しかしそれでも諦めることなく、本丸を攻め落とすために城壁から崩していったのです。不正請求も向精神薬の違法譲渡も本質の問題ではありません。でもそこからしか攻め込む糸口がなかったのです。

この精神科医は保健所がようやく立ち入りした今年3月以降ずっとクリニックを休診にし、雲隠れしています。本来、行政機関が機能していたら、被害者らが声をあげる必要はありませんでした。機能しないために、何らの権限もない被害者や遺族自らが動かなければならなかったのです。行政機関はこの精神科医の暴走を止めることができなかったのです。




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ただ、「なんで逃げられなかったの?」という声もあるようだ。


同じような被害を経験したことがない人はピンとこないかもしれないので、「笑うセールスマン」というアニメの画像を貼り付けてみた。ドラえもんで有名な藤子不二雄さんの大人向けの、ブラックユーモア漫画だ。


喪黒福造というセールスマンが「心の隙間をお埋めします」という触れ込みで、何かに行き詰まっている人たちを見つけては、救済する。「絶対にこれだけはしないで欲しい」という約束を守れば、救済するという契約を結んでーーーー


もちろんブラックユーモアだから、客は誘惑に負けてしまい、かえって泥沼にハマっていく。


この漫画の見どころとは、喪黒福造が誘惑に負けてしまうような条件をつけるところにあるのだ。



●「心のケア」で私が失ったもの

ナショナルセンターである国立成育医療研究センターの「育児心理科」で、被害にあった時のことを振り返るとこの漫画を思い出す。私にとったら、「心のケア」とは、喪黒福造の「心の隙間をお埋めします」と同じだと思うからだ。


私も、「どうしてすぐにおかしいと思わず通院してしまったの?」「どうして断薬に何年もかかったんですか?」とよく言われる。


私は元々子宮筋腫のために成育の「女性外来」に行ったから、「育児の相談ができる」と「育児心理科」を紹介された時に、まさかそこが精神科だとは思わなかった。ずっと「女性外来」だと思いこんでいた。そのため、自分が服用している薬が統合失調症の治療に使う向精神薬だとは思わない。もともと精神疾患でも障害でもないから、体調は悪化していく。不調を訴えるたびに強い薬が投与され、正常な判断もできなくなっていった。密室で白衣を着た専門家である精神科医に「眠れないのが精神障害の特徴」「私に逆らったからやっぱり精神障害」と自信満々に断言されて以来、眠れないことが恐怖になってしまったのだ。


体の不調や睡眠障害がひどくなったのは、長期に渡る向精神薬の服用のせいだったのに、当時は副作用が一般社会で認知されていなかったことも災いした。いつしか簡単に抜け出せないデフレスパイラルに陥っていた。


元主治医は私が「おかしい」と声をあげた途端態度が豹変し、わざと傷つけるような言葉を口にした。怖くなって誰かに相談したくても、おかしな人だと思われたらどうしようと怖くなり、誰にも相談できなかった。


だって成育の他の外来はちゃんとしているもの。普通に生活していて、まさかこんな恐ろしい落とし穴がポッカリ口を開けているとは思わないでしょう?


病院から飛び出したものの、薬をやめたくても簡単にはやめられなくなっていた。


●「心のケア」がもたらした心の傷

さらに別の問題も抱えていた。通院をやめてから数年間は、経験したことのない症状に苦しんだのだ。病院の建物をみただけで怖くて近づけなくなってしまった。それどころか最寄の駅にも近づけない。日常生活でも突然、涙が止まらなくなったり、怒りがコントロールできなくなくなったりすることもあった。


まるで暗いトンネルを歩いているような数年間だった。


今から思えばこれが「PTSD」と呼ばれる症状なのかもしれない。


●心の傷から回復するには 泣き寝入りしないこと

私があのどん底から回復できたのは、おかしいことに、おかしいと声をあげたからだ。診療記録などの情報開示を請求したり、要望書を書いたり、泣き寝入りしなかったからだ。


街のクリニックで相談したら「それは酷い経験をしましたね。可哀想だからSSRIを処方しましょう。SSRIを服用すれば、修行なんかしなくていいんですよ」と言われた。その精神科医は親切のつもりだったようだ。私が「嫌だ」といったらキョトンとしていた。冗談じゃない!なんで被害を受けた患者が、さらに強い薬を処方されなくてはいないの?必要なのは、間違っていることを正すことなのに。


その時、逃げていないで声を上げようと決意した。この業界に自浄能力を期待しても無駄だと思ったからだ。



今回の被害者の方々にも、いつか立ち直って欲しい。この先の人生で、人としての喜びも感じられなくなってしまうかもしれない。そんな不幸なことはないと思うからだ。なんで被害者の方が小さく生きなくてはいけないのだ。


●「診察室でわいせつ行為をしたらいけない」なんて当たり前!

そもそも「診察室でわいせつ行為をしたらいけない」なんて当たり前だ。「死ね」という言葉を、メールに書くのも、医師である前に人としてやったらいけない!もしも教員だったらすぐにニュースになるのに、精神科医だけは特別なんだろうか?


これから裁判が始まる。報道は続いていくだろう。


味方になってくれるひとたちが、大勢現れるはずだ。


もう一人じゃないから希望を捨てないで欲しい。

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ゆうきゆう 18歳女性患者との件

カリスマ精神科医・ゆうきゆう氏が10代女性患者と不誠実な関係
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20171018-00004596-bunshun-soci
※URL欄にも同じURLを入れてます。

こんばんは。これ見ました?
何から何まで酷すぎ。

>昨年9月初旬の18歳の誕生日当日には氏の自宅兼事務所に誘われ、そこで初めて関係を持ったという。

18歳の誕生日。淫行条例逃れの計算が当然あるでしょう。

>ゆうメンタルクリニックで抗精神病薬を処方されたことを伝えたりもしました。しかし、先生は『ピルはすぐに処方できる』とか言って、避妊してくれないことも多かった

>A子さんの精神状態は悪化。体重は激減し、高校も中退。リストカットなど自殺未遂を繰り返すようになった。

Re: ゆうきゆう 18歳女性患者との件

エリンさん、お久しぶりです。

エリンさんのコメントで、今、拝見しました。
私がブログに書いた事件とそっくりなニュースで、びっくりです。
エリンさんに以前お伝えしたと思うのですが、私も被害者の一人で、
実名で通院していた国立成育医療研究センターに要望書を書いて、改善を訴えたこともあります。

なんでこんなに何人も被害者が出ないと、国や厚労省が動いてくれないのかと怒りがこみ上げてきます。

成育宛の要望書に記載したように、
すでに平成18年頃同様の被害が起きていたのです。
(日本トラウマティック・ストレス学会元学会長であり PTSD治療の権威の起こした暴力事件)
このような事件が起きるのは当たり前ですよね。

私が書いた要望書
http://sakura4747.blog.fc2.com/blog-entry-365.html

要望書にも記載した『サンデー毎日』にも突っ込まれた我が国のPTSD治療の権威
http://sakura4747.blog.fc2.com/blog-entry-113.html


この手の事件は、厚労省を始め警察や都道府県ばかりでなく、人権侵害窓口も本気で仕事をしてくれません。
なぜそうなるかというと、被害が起きたのが医療機関で、医師だからみたいです。
ですから今回も被害者が告発する先が週刊誌なんだと思います。

でもそれっておかしいですよね。