2017/07/17

小児がんの晩期合併症と、超低出生体重児の長期予後 病気でも〝子供らしく″生きられる社会に  その後

●B先生の経歴

小児がんの専門医のA先生にすすめられ、ある大学病院の新生児科のB先生に送っていただく文書を作った。


私がチャレンジしようと思ったのは、B先生の経歴を拝見したからだ。国内外の様々な医療機関で修行され、忙しいお仕事の間に英語の論文も何本も出しておられる。あのA先生が「B先生なら」とおっしゃる理由がよくわかる経歴。


何を書いたらいいかしばらく考えたが、結局、成育医療研究センターに送ったものを少し変えることにした。


私が国立成育医療研究センターに手紙を送った理由 


私の主張はほとんど変わっていないからだ。


●「発達障害」は、母親を安心させるためにあるわけじゃない

成育に送った手紙には、私だけじゃなく、家族や友人の医師もずっと「おかしい」と言い続けてきたことが書いてある。


明確な根拠もなく、未熟児の発達の遅れを「発達障害」だとしてしまう医師がいるのも問題だけれど、(「診断名」がつけば)「母親であるあなたが喜ぶだろう」という考え方にはついていけない。「発達障害」は別に母親を安心させるためにあるわけじゃないからだ。


もし、私の子供が「発達障害」だというのなら、根拠を出して私たちを納得させるべきだ。そして小児がんの議論のように、子供の人権についても議論すべきだろう。「喜ぶ」というけれど、「特別支援学級を利用したらいい」という発想も、教育のことをよく知らない人たちの考え方だと思う。支援級の教育も教員の質もバラバラだからだ。


ちょうど今、私立中学や高校はオープンキャンパスを行なっている。都市部にある私立学校の授業を体験したらよくわかるだろう。教員の教え方や教育内容にも、もちろん差があるのだ。


一口に「成績が悪い」といっても様々な要因が重なっている。


そもそも私は文科省の方針に問題があると思う。高度成長時代から社会が大きく変わっているのに、うまく方向転換できていないと思うからだ。


都立高校の受験は、未だにミニミニ大学受験のようでびっくりした。


しかも文科省は財務省から予算削減を迫られ、焦っているという。そのため、「全国学力テスト」の順位に血眼になっているそうだ。


間近に迫った全国学力テスト、なぜ順位に血眼になるのか 前屋毅


これは例えるなら、イソップ童話の「北風と太陽」の「北風」のような方針だろう。


私だったら、病気を抱えた子供たちや、小さく生まれた子供たちが、楽しく学校に通えるような「太陽」政策を考えるんだけれどなあ。

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重すぎる通学カバンに中学生が悲鳴!体力勝負になった『脱ゆとり教育』 2017/5/29 Jキャストニュース

『脱ゆとり教育』の挙句、中学生が「重すぎる通学カバン」で毎日、悲鳴を上げている。通学カバンとバッグで平均8.6キロの重さ。いったい何が詰まっているのか? 『スッキリ!』が注目した。

番組では、東京近郊の公立中学校の生徒25人を対象に下校時にアンケート調査を行い、持っていた通学カバンやバッグを計ってみた。25人中23人が「荷物が重い」と回答し、カバンとバッグ合わせて計量したところ8キロ~9キロ、なかには17キロという生徒もいた。

何故そんなに重い荷物をもって通学する必要があるのか? 大竹真リポーターが埼玉・草加市立中学校に通う2年生の女子生徒宅を訪れ、聞いてみた。

すると火曜日~金曜日6時間授業だが、5時間授業の月曜日が一番重いという答え。月曜日が最も重いのは、補助教材の多い国、英、社、数、理の5教科が揃っているからという。補助教材だけで全部で18冊。それに各教科書とノート。重さをはかると9キロ、さらに水筒を加えて11キロあった。

補助教材が多い背景は『脱ゆとり教育』にあるという。

『詰め込み教育』が批判されて小中高校は、2002年度からそれまでの教科を3割減にした週5日制の『ゆとり教育』に転換された。

ところが国際学力調査で日本の学力低下傾向が顕在化し、2006年には1位の数学が10位に、科学が2位から6位、読解力が8位から15位に転落してしまった。

補助教材が増えて重く

そこで40年以上実施してこなかった全国学力テストを復活させ、さらに学力向上のために学校で補助教材を使うようにした。2012年度から学習内容も増加され、『脱ゆとり教育』に本格的に転換された。

加藤:10キロって重い
これが重すぎる通学荷物の背景にある。学校に置いておいてよい物のリストを作っているところもあるが、家での予習復習もあり全部持ち帰りが基本のようだ。

スタジオでは、同じ重さのカバンを用意し、作家の大宮エリーが試しに持ち上げたところ「あっ、もう学校行きません」。司会の加藤浩次も「10キロって相当重いよね~」。

中学生の『脱ゆとり教育』は、まずは体力勝負から始まるようだ。

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