2017/07/28

超低出生体重児と健康教育 アメリカのジャンクフード業界のしたたかなマーケティング戦略 後編

●同じ100円なら、新鮮な果物じゃなく、お腹がいっぱいになるポテトチップが良い!

中学生になった息子にお小遣いを渡すようになったら、ジャンクフードを食べるようになった。


アメリカの子供の肥満問題でも出てくるけれど、「健康」の大切さがわからないと、「美味しければいいじゃない」という欲求に支配されがちだ。子供には、同じ100円なら、新鮮な果物じゃなく、お腹がいっぱいになるポテトチップなどの方が魅力的なのだ。


初めは見つけるたびに注意していたが、注意すればするほど隠れて買うようになってしまった。勉強のストレスもあり、なかなかやめられなくなっていたようだ。それどころか徐々に生活の知恵をつけ、コンビニではなくスーパーの特売の方がお得に買えることを知った。いつしか大量に購入したジャンクフードを、押し入れに隠すように…。


こんなことをしていると、糖尿病になるかもしれない。


さて、どうしたものかと思っていたら、、、


●取り戻せる失敗ならいいけれど

何度か食べ過ぎでお腹を壊し、ふと、我に返ったようだ。一度お腹を壊すと、治すのに時間がかかる。部活も休まないといけなくなる。そのたびに皆に迷惑をかける。長い目で見れば、結局、自分の信用を失うことがわかったようだ。


息子のように取り戻せるような失敗ならいいけれど…。これがもしもアメリカの貧困家庭だとそうはいかないだろう。


●子どもの健康教育は難しい 「正しい知識を与えればいい」という単純なものではない

そもそも「運動すればいい」というレベルの肥満でも、運動習慣がない人にとってはとても大変だろう。


前回紹介した、国立成育医療研究センターの窪田満先生のおっしゃっていた「ヘルスリテラシーを獲得し、自己管理能力を身につける」は、とても大切だと思う。





ただ、小学生の摂食障害で書いたように、正しいことを伝えればいいかというとそれだけでは上手くいかないと思う。実際に行動に移すとなるとハードルが高いからだ。


『うつを治したければ医者を疑え! 』と小学生の摂食障害 摂食障害を回復させたもの1


●「適度な運動はいいですよ」と医師や看護師はいうけれど…

「適度な運動はいいですよ」とおっしゃる医師や看護師は多いけれど、じゃあ、その方々はご自身の健康管理がバッチリかというと、残念ながらそうでもない…。「言うは易く行うは難し」なんだと思う。


だから『スロージョギング』の田中宏暁先生のように、「私も運動してみたい!」と思わせてしまう指導者が注目されるんだろう。





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