2017/07/30

超低出生体重児と受験勉強

●超低出生体重児と就学問題 子どもの側「だけ」に問題があるわけじゃない

夏休みに入ってから、息子は毎日、5時間以上、机に向かっている。。


どうしちゃったんだろう!?


2年生の1学期までは、問題を解くふりをして答えを丸写しして宿題を終わらせたりしたこともあったけれど、今その面影はほとんどない。(私が学校で使う教科書だけでなく、問題集やプリント全てに目を通しているので、カンニングをすると、すぐに見破ってしまうからです!!)


「今のところ、行ける高校は1つもなし!」なんて、私がいじめたからかしら?


ただ、散々ハッパをかけてきた私が言うのもなんだけれど、本当は何時間も机に向かうのは、良くないと思っている。


●英検3級は小学生に必要なのか?

なんで日本の中学生や高校生は、こんなに勉強しないといけないのか私にはよくわからない。


以前、奥日光の温泉旅館に行ったら、隣に座っていたドイツ人男性が同じことを話していた。


彼は旅館の女将さんの「どうしてそんなに日本語がお上手なんですか?」という問いかけに、流暢な日本語でこのように答えた。


「僕は中学、高校と遊びやスポーツをちゃんとしてきたから、日本語だけじゃなく英語も上手く喋れるようになりました。日本の子ども達は、小学生の頃から塾に行っているじゃないですか?勉強時間は長いのに、なんで英語も満足に喋れないんですか?遊びだって、子どもには勉強なんですよ。日本の子ども達がしている勉強はおかしいですよ。」


せっかく訪れた旅先の旅館で、耳の痛い話を延々と聞かされる羽目になった。


でも、ドイツ人男性の言うことはその通りだと思う。


●「受験英語」の弊害

先日のブログには小学生が英検3級に合格していると書いたが、小学生で英検3級以上に合格する必要はないと思っている。


英語が得意で、留学した妹も「英検3級」と聞き驚いていた。「小学生で英検3級?本当に必要なの?スコアが高くても、英語が喋れない人が大勢いるのに。そういう大人になっちゃうかもしれないよ!?」。


私もそう思う。そもそも私たちがしてきたのは「受験英語」。ネチネチ細かい文法なんて、実社会でそれほど必要ないと思う。


私立大学だけでなく、私立高校でも授業をしている夫も言っていた。


偏差値が高い中学や高校に合格しても、先がある。入学することが目的になって燃え尽きてしまう学生もいる。


計画どおりには人生は進まない。


●いつになったら、超低出生体重児の「教育問題」を純粋に議論できるのか!?

ただ、息子の場合は少し違う。初めて高いハードルを自分の力で越えようとしている。


医療関係者のアドバイスは、本当に役に立たなかった!


彼らは「適切な支援につなげた方がいい」と必ず言う。「二次障害を防ぐため」「自己肯定感が低くなる」から、必要なのだそうだ。



でも私は「二次障害」とか、「自己肯定感」という言葉が、今は苦手だ。一番の疑問は、「受験英語の弊害」など、教育の専門家なら誰でも知っているような教育問題まで、「小さく生まれた子ども」の問題にすり替えられるかもしれないからだ。


息子は何度もいじめられたこともあったけれど、1度も不登校になることはなかった。ずっと学校や先生が大好きだ。


なんで不登校にならなかったのか、母親の私にも全くわからない。私は学校があまり好きじゃなかったから、もし私だったらそんなに頑張れない。たぶん不登校になっていただろう。


一つ言えるのは、私と息子は、違う。息子は他の誰とも同じではないということだ。


超低出生体重児がどのように育つのかまだ解明はされていない。わからないことが沢山ある段階で、子どもからあまりにもハードルを奪ってしまうと、逆に成長できない子供が出てくるんじゃないかと思う。


これまで行われてきた専門家による「適切な支援」だって、きちんと検証するべきだろう。



残されているメールを読めばわかる通り、彼らが常に正しいわけじゃないんだから!

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