2017/08/09

女性セブン『鹿児島発セクハラ医師 麻薬取締部が捜査! 鬼畜の診察室』と匿名掲示板

●ブログをアップした数時間後に、転載され拡散される!?

匿名掲示板女性セブンの『鹿児島発セクハラ医師』について、ブログに書いたら、あっという間に転載され拡散された。


こんなことは一年に何度もない。おそらく被害件数はもっと多いのだろう。


本当は、被害の酷さを雑誌やテレビをみていない人たちも知って欲しいし、できたら一緒に怒って欲しい。そのためには、拡散して欲しいと思うけれど、その一方で今回は「性犯罪」というべき事例だ。もしも被害者の方々が傷ついたら、と思う気持ちもあって、一部伏字にした。


私は鹿児島のお役所の対応には、同じ女性として憤りを感じる。


鹿児島 心療内科 医師 セクハラ 変態 で検索すると…


地元の方々が利用する、ある掲示板に辿りつくはず。


そこに書き込まれた内容を一つ一つ読んでいくと、あることに気づく。


昨年末の『水口病院』の報道と同様、掲示板に書き込まれた情報は、『女性セブン』に掲載された記事の内容にそっくりなのだ。


 中絶死水口病院担当医は「慶応卒で年収7千万円」を読んで

疑惑の『水口病院』 フライデー 無資格中絶死事件 水口病院は「死者が理事長だった!」を読んで その1


●ある匿名掲示板に書き込まれたラインメッセージと同じ

特に私が驚いたのは『女性セブン』に掲載された『セクハラ医師』が患者さんに送ったというラインメッセージ。記事が出る何ヶ月も前に、同じ文章が書き込まれていたのだ。


いつものことながら、日本は被害者が増え、大騒ぎしないと救済されない。


お役所はのんびりしすぎ!


本当に嫌になる。
2017/08/04

『子どもサマーフェスティバル2017「僕たち、私たちの未来計画」』に参加して その3

●『子供の権利条約』と『教育を受ける権利』とは、同時に考えるべきでは?

講堂では子供達が、今日学んだことを発表した。困った時に、誰に頼ったらいいのかをそれぞれが考えたようだ。発表の後、『子供の権利条約』についての説明があった。内容をみると、やっぱり基本的人権の一つである、『教育を受ける権利』が気になる。私は『子供の権利条約』と『教育を受ける権利』とは、一緒に考えていくべきじゃないかと思う…。


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最後に院長先生がいらして一人、一人に修了証と、


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お土産を手渡してくださった。


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とても珍しい、成育の紙袋に入っていた。


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このお土産は『おもちゃ美術館』で選んでくださったようで、ペンダントにできるキットだという。この日はゲストに『おもちゃ美術館』方がいらしてギターを弾きながら歌を披露してくださった。初めは大道芸人さんかと思ったら、『おもちゃ美術館』の方だそう。『おもちゃ美術館』では、木のおもちゃに力を入れていて有名だ。


「へー」と感心していたら、こころの診療部の田中恭子医師が中に入っている木片を手にし、私たち一人一人に説明してくださった。もとは奥多摩の樹齢70年の木だそうだ。


中には小さな木片や紙やすりが何枚も入っていて、粒子の粗い順に磨いていけば、ツルツルになるらしい。
子どもたちは喜んで、作り方を教えてもらっていた。


●夕方のNHKのニュースで、ワークショプが取り上げられた

ところで今日は、NHKの記者さんが取材のために参加していた。夕方のニュースで放送するらしい。息子のお世話をしてくださった作業療法士さんに挨拶をして、会場を後にした。


家に帰って、ニュースをつけると予告通り、ちゃんと放送された。

◇  ◇  ◇
「子どもが自分の病気を知る講習会」 2017.8.3 NHK特報首都圏

小児がんや重い心臓病の中学生や高校生などに、自分の病気を知ってもらい、日々の生活に活かしてもらう講習会が開かれました。

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副作用があるために、薬を飲みたくない子供と、体を心配して薬を飲むようにしかる親とが、喧嘩になる様子が劇で演じられました。どのように解決すればいいのか話し合い、子供からは親以外に病気のことが話せる人が必要だという意見が出ました。

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田中恭子医師
「自分でコントロールできるようになる。自分で困ったら、誰かに相談できるようにするとか、そういう力をつけるようになったらいいと、今回このような企画をしました」


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◇  ◇  ◇


息子は「僕も意見を言ったのに、カットされた」と悲しむので夫が、「成育も本当は君のように、一見すると元気そうな子供のことを考えているはずだ。だからこれから頑張れば(学会などに)出してくれるかもしれないよ。自分で、今までこんなことに困ってきたと伝えに行けばいい」と言った。


そこで私も「去年、私が人権作文に書いたようなことを、今度は自分で言いに行けばいい」と言い、そして「叔父さんの(柳家)さん喬さんは今はとても有名だけれど、テレビ出演はほとんど断って、芸で勝負してきたんだよ。おじさんはマスコミにほとんど出ないのに、春の褒章の報道の時には、多くのテレビや新聞は、タイトルに叔父さんの名前をつけて報道していたよ。


アルジェリア人質事件の時によくわかったでしょう?叔父さんやお祖父ちゃん達のように、何かをコツコツ頑張って出してもらった方がいいんじゃないのかな?」と言った。


どこまでわかったかわからないけれど、「じゃあ、僕はそうする」と言っていた。とても楽しかったので、また来年も参加したいそうだ。
2017/08/04

『子どもサマーフェスティバル2017「僕たち、私たちの未来計画」』に参加して その2

●日本では、まだ始まったばかりの『トランジション外来』

今年も特命副院長こころの診療部部長の奥山眞紀子医師の講演からスタートした。奥山氏の次は、外来看護師長渡邊佐恵美氏の『トランジション外来』の紹介についての講演。


北米などの大きな子供病院では、『トランジション外来』は普及しているそうだが、我が国のナショナルセンターである、国立成育医療研究センターが外来を設置したのはつい最近。2015年だそうだ。日本全国の子供病院に必要な活動だと思うので、渡邊看護師長のパワポのスライドを一部、ブログに掲載させていただく。


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●第一段階は、就学支援

成育では臨床研究として試行錯誤しているのだろうか。今までのところ、受診料を徴収せずに外来診療を行っているそうだ。こちらが成育が独自に開発した移行期医療プログラム。


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第一段階は、就学支援から始まるそうだ。

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子供が学ぶ知識などの内容には子供が自ら作成する「マイサマリー」も含まれている。成人医療に橋渡しする時に、子供自身に求められる知識は、これだけ多岐にわたるそうだ。


渡邊看護師長がおっしゃっていたが、家庭ではなかなかできない避妊や性感染症に関することも教えてくれるそうだ。夫も講義で自分の学生には教えているけれど、自分の子供となるとどうだろう…確かに有難い。


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外来カウンターでは、このように検査データ読み方や体の仕組みなどについても、啓発しているそうだ。


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来年以降に、息子に外来受診を勧めてみようかな。


●就学問題は、すべてが個別に掛け合う問題なのか?

一つだけ気になる点があったので書いておこう。講演の後、あるお母さんから就学に関する意見が出た。


「学校の先生は、成績しかみてくれない」ということをおっしゃっていた。その方に対し、渡邊師長は「こちらから医師や看護師が学校に出向いたり、あるいは先生に来ていだき、説明することもあります。不安なことがあったら、遠慮なく相談して欲しい」と答えていらした。


そして外来を受診したある高校生のことを教えてくださった。その高校生は自分で「マイサマリー」を作成し、学校の先生に説明したそうだ。すると高校側も、その生徒の熱意に打たれ配慮をするようになったという。


良いエピソードだと思うが、少し話が噛み合っていないようだ。


●教育を受ける権利は、国民が国に対して要求できる基本的人権の1つ

そもそも『就学問題』は、個別に親や子供が掛け合う問題でもないはずだ。教育を受ける権利は、国民が国に対して要求できる基本的人権の1つだからだ。


教育を受ける権利 - Wikipedia

教育を受ける権利は、国民が国に対して要求できる基本的人権の1つとされ、社会権に属している。 日本においては、日本国憲法第26条第1項に「すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。」



そのお母さんが訴えたかったことを、会場で聞いていた教員である夫はよくわかっていた。今の学校は、あまりにもテストなどの結果しか見ていないことをよく知っているのだ。


例えば、大人でも辛いといわれる抗がん剤治療を受けながら勉強を続ける子供たちがいる。そういう子供たちには治療をしながら通学すること自体を、評価してもいいはずだ。それが本来の教育の役割、使命だと思う。


●超低出生体重児の就学問題 そもそも「本来の学力に見合った教育」を受けているのか?

スライドに、「本来の学力に見合った学歴・社会技能の獲得」と書いてあるが、超低出生体重児の就学問題はそれ以前に大いに問題だ。中には、そもそも「適切」な教育を受けられていない子どももいるだろう。だから親は皆悩むし、困っているのだ。


超低出生体重児には、就学猶予という制度があるが、利用するにはハードルが高い。仮に就学猶予が認められても、じゃあ、その一年間、どう過ごすのかなど制度として確立されていない。


さらに、勉強についていけなければ「特別支援学級などにすすめばいい」と言う医療者も多いが、支援学級はキャッチアップする超低出生体重児のために用意された学級ではないし、様々な発達段階のお子さんがいる。例えば我が子のように、足し算などの授業が少しだけついていけないのに、皆で絵本を読むだけの授業になってしまうと困ってしまう。


夫が、医療が個別化なんだから、教育も個別でいいはずなんだと笑っていた。海外のように、一年で無理に上の学年に上がる必要がない制度にしてもいいだろう。個別に柔軟に対応すればいいだけのことかもしれない。なんで医療者からはそういう意見が出てこないんだろう?とても不思議だ。


講演が終わり、再び行動へ案内される。


続く
2017/08/04

『子どもサマーフェスティバル2017「僕たち、私たちの未来計画」』に参加して その1

●大人になっても、健康を気遣って欲しい

昨日は一年に一度の息子の検診の日(胆管拡張症疑いの経過観察)だった。今年で2回目の『子どもサマーフェスティバル』が、検診日と同じ日に開催されることを知り、家族で参加した。息子が大人になっても、検診を受け続けて欲しいからだ。肝臓が専門の友人の医師が言うように、何らかの原因があるから胆管が拡張しているのだろう。症状がないから「自分は健康だ」と勘違いしたら、いつか手遅れになるかもしれない。


8月3日開催『子どもサマーフェスティバル2017「僕たち、私たちの未来計画」』のご案内 国立成育医療研究センター


これは当日配られた保護者用の資料の表紙。

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昨年の大きな違いはプレゼントが豪華になっていたことだ。私たちが着席する椅子には、成育が最近ネット販売するようになった「成育の水」が置いてあり、帰る時には子ども一人一人に院長先生がお土産を手渡してくださった。限られた予算の中で最大限、子供を楽しませようとする努力が伝わってくる。


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昨年と同じように、このワークションプは通院している子供に向けてのもので、家族で参加する1部と、親と子供が別々に参加する2部に分かれていた。席も親子で別々。子供たちは話し合いや作業をするために、6、7人ほどのブループに分かれて着席する。それぞれのグループには、看護師さんや臨床心理士さん、作業療法士さんなどの大人も加わり、進行を手伝っているようだった。


一部では、医師や看護師を始めとする、様々な仕事の紹介があった。子供向けの配布資料のパンフレットに書かれているように、医師や看護師だけでなく、医療事務や薬剤師、栄養士の方々がどんな仕事をしているのか、子供たちにわかるように説明してくださった。

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クイズ形式の「病院のお仕事」の紹介が終わると、親は隣の会議室へ案内された。『移行期医療』の目的や、そのために成育が独自に設置した『トランジション外来』を紹介するための2部の講演が始まった。


続く



2017/08/02

超低出生体重児と『ペアレント・トレーニング』 『ペアレント・トレーニング』は超低出生体重児にも効果があるのか? 後編

●私が知りたいのは、思春期の反抗期をどう乗り切るか

私が超低出生体重の息子の発達に一番必要だと思ってきたのは、親子の信頼関係だった。


この記事に書いてあるのはその通りだと思うけれど、一番知りたいことが書いていない。


私は、息子のような超低出生体重児の場合、本当に大切なのは今、中学生時代だと思うのだ。
本格的な勉強が始まるからだ。ここが本当の勝負だと思うし、逆に言えばこれまでここを目指して頑張ってきたのだ。



なぜなら、もしもこの時期に、反抗期で私たち親と口もきかない状態だと、成績を上げることも難しくなるからだ。学校の先生や塾の先生では細かい指導はできないし、教育の専門家ではない医療関係者にはまず無理だと思う。


その点、息子の場合は、「ここからここまで問題集をやっておくこと」などと指示すれば、素直に従ってくれる。親としては非常に有難い。


同級生の中には、すでに小学校高学年から親と口をきかない、なんてお子さんも多い。超低出生体重児には、反抗期も違う意味で大変だ。『ペアレント・トレーニング』は確かに必要だと思うけれど、やっぱり発達が違えば、目指す目標も違ってくるだろう。


息子のような超低出生体重児には、夫がやってきたようなスキーや登山でもいい。とにかく、どんどん外に出て行った方がいいと思う。自然の中に入れば人との触れ合いも増える。


それに…、そもそも『療育』とは、こういうことじゃないかと思う。

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もしかしたら、厚労省も専門家もわかっているけれど家庭の事情もそれぞれだから、ハッキリ言えないのかな、思ってしまった。