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超低出生体重児(超未熟児)のフォローアップ 精神医学色の強い支援から、科学的根拠に基づく支援に変わるか?

●なぜ、未熟児の発達の遅れが、こころの問題にされてしまうのか?


前回ブログに書いた国立高度専門医療研究センター6機関の連携による 「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」




【国立成育医療研究センターのプレスリリース】
国立高度専門医療研究センター6機関の連携による 「疾患横断的エビデンスに基づく健康寿命延伸のための提言(第一次)」公開

【提言書】
https://www.ncc.go.jp/jp/cpub/division/cohort_research/project/6nc_cohort/6NC_20210219.pdf




超低出生体重児(超未熟児)に関して、「小さく生まれると、発達障害になる」と記載されていなくて、


良かった、
と思いました。


国立成育医療研究センターが新規設立され、今年で19年になります。


私は、これまでの超低出生体重児(超未熟児)のフォローアップは、


成育の元「こころの診療部」統括部長で、『日本子ども虐待防止学会』理事長の奥山眞紀子医師の意向が、強く反映されてきたんじゃないかと思ってきました。


例えば、2009年に成育のチームが発表した『患者ニーズに合った子どもの心の. 診療体制の在り方およびその効果. 判定の方法 に関する研究』の資料が厚労省のサイトに残っています。


患者ニーズに合った子どもの心の. 診療体制の在り方およびその効果. 判定の方法 に関する研究. (全体調査). 藤原武男1,2、奥山眞紀子2、舟橋敬一2. 国立保健医療科学院. 国立成育医療センター | 2009年 厚生労働省

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科学的根拠よりも、奥山医師の専門である、精神医療との繋がりが重視されているように思いませんか?


この支援の方法は、そもそも、重度の自閉症などのお子さんの親御さんを救済するために考案されたようですし、


しかも、スライドをよ〜く見ると『仮説』と書いてあるんです。


●私が厚労省に内科医を中心にして欲しいと要望した理由 肝臓の代謝酵素について、周知徹底されているとは思えないから


このような支援方法が、なぜ、私の息子のような超低出生体重児にも効果があると言えるのか理解できませんが、私が問題だと思うのは、子どもたちが精神科に繋がれた場合、投薬治療のリスクが周知徹底されているとは言い難いことです。


https://www.ncc.go.jp/jp/cpub/division/cohort_research/project/6nc_cohort/6NC_20210219.pdf

■ DOHaD 学説

胎児期及び乳幼児期の望ましくない環境が疾病の素因となり、出生後の環境との相互作用によって発症するのではないかという DOHaD (Developmental Origins of Health and Disease)学説が あります。近年多くの疫学研究や動物研究により、2型糖尿病、高血圧、脂質異常症、虚血性心疾患、双極性障害などの多因子疾患についてはこの2段階を経ての発症が多いのではないかとい うエビデンスが集積され、注目されています。

胎児期環境のわかりやすい指標として出生体重があります。多くの疫学研究により出生体重と疾病リスクに負の相関、そして寿命とは正の相関が報告されています。




提言にあるように、小さく生まれると高血圧、循環器病、糖尿病など、いわゆる成人病にかかるリスクが高くなるということがわかっているんです。だとしたら、私の主治医だった、成育の初代育児心理科医長のように、肝臓の代謝酵素に詳しくない児童精神科医がフォローするということは矛盾しています。


成育の『育児心理科』は、なぜ『ベゲタミン』や『エリミン』を外来患者に処方できたのか? 私の副作用報告を握り潰したのは誰なのか? その1



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だから私は昨年厚労省に提出した要望書に、今までのように、精神科医を中心としたフォローではなく、肝臓の代謝酵素に詳しい内科医を中心としてフォローに変えて欲しいと書いたんです。


今回の提言をきっかけに、支援も変わればいいと思います。


●発達の遅れを取り戻ることよりも、まずは体を丈夫にすることの方が大事だという意見は間違いなのか?


と、いうのも中身を読めばわかりますが、精神医学的なことはほとんどなく、その代わり、夫の専門である運動生理学、運動免疫学が提言してきたことの方が数多く盛り込まれているからです。


例えば、


小さいうちから運動習慣を身につけ、バランスの良い食事をとり、脂肪や塩分が多く、高カロリーのジャンクフードを避け、ストレスをためないような生活をしたほうがいい、というようなことです。


毎日の地道な積み重ねが大事ですよ、と言っているんです。


私は10年前に、当時文部副大臣だった鈴木寛さんに今の支援はおかしいと訴えたら、


社会に知らせるために、手記を書くように勧められました。


その時に、「私が必要なのは、こころの専門家ではありません。小さく生まれた子どもは、まずは体を丈夫にすることが先じゃないかと思います」と、書いたところ、


医療者からバッシングされまくりました。


一度も会ったことがない新生児科医や小児神経科の医師から、「軽度の発達障害があるから支援学級に行った方がいい」というメールが送られてきたり、


保健師さんたちにも、嫌味を言われました。


でもこの提言を読んで、私の考え方は間違っていなかった、と思いました。


●早期介入には弊害もある 早期に介入すればいいというものではない


ただし今度は、「超未熟児の将来の健康のために、早期介入して運動習慣を身につけさせよう!」


となるかもしれません。


私は、発達障害の早期介入のような方法は、もう、やめたほうがいいと思うんです。


運動することが「苦行」になるかもしれないからです。


3ヶ月で効果がでる子どももいれば、3年しないと効果が実感できない子どももいるでしょう。


そうじゃなくて、例えば、メタボ気味の小児科医の医師をリーダーになってもらって、


「先生と一緒に運動してみよう!」とか、


マラソン大会を定期的に開催するとか、


楽しく続けられるような企画を考えて、ゆるくやればいいと思います。


子どもは楽しくないと続かないでしょう?


「違う」という声を排除し、猪突猛進でやってしまうから、





発達障害じゃない子どもを障害者にしてしまう、


悩める親をすぐに精神障害者にしてしまう、


虐待していない親を犯罪者にしてしまう、


母親の相談にしかのらず、家族をバラバラにしてしまう、


こんな悲劇が起きるんだと思います。


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2002年に手のひらにのるほど小さな男の子を出産しました。それから11年。医療と教育がもっと連携できないか試行錯誤してきました。コマーシャリズムとどう付き合うか悩み、一時挫折。もう一度がんばってみようと思うようになり、ブログをはじめました。

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