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国連の子どもの権利委員会 「日本の虐待防止対策は不十分」 「ADHD支援 投薬は最後の手段にすべき」

●国連の子どもの権利委員会 日本の虐待防止対策は不十分 加害者に対する厳しい刑罰や子どもが虐待被害を訴えやすいシステムが必要


昨日、国連の子どもの権利委員会が、日本の状況が審査し、勧告を発表した。


https://tbinternet.ohchr.org/Treaties/CRC/Shared%20Documents/JPN/CRC_C_JPN_CO_4-5_33812_E.pdf



野田市で起きた虐待事件が大きく報道されたため、虐待の対応を強化するように勧告されたという。これまで日本では、虐待への対応というと、すぐに精神科に繋げられてきたのだから、国連の指摘はその通りだと思う。


「事実」や「根拠」より、「精神科の診断」などという曖昧なものを基準にし、抜本的な対策を取らず、投薬治療などでお茶を濁したりするのだ。


※DVでっち上げの被害者について国会で証言する元キャリア官僚、渡邉泰之氏(渡邉氏も被害者です)



今まで、「こんな支援はおかしい!」と被害者が散々声を上げてきたのに、国連にわざわざ指摘されないと、変われないなんて本当に情けない。


「暴力を振った加害者を厳罰に処す」「安心して逃げ込める場所を用意する」なんて、当たり前だ。


児童の虐待頻発に国連委も懸念 日本に対応強化勧告(19/02/08) ANNニュース

国連の子どもの権利委員会は日本で子どもへの虐待が頻発している状況に懸念を示し、日本政府に対応を強化するよう勧告しました。

2019-2-8-1.gif

勧告では虐待への対応について、加害者に対する厳しい刑罰や子どもが虐待被害を訴えやすいシステムが必要だと指摘しました。

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子どもの権利委員会の委員の一人は記者会見で、千葉県野田市で10歳の女の子が死亡した事件について「残念な事件だった。子どもから助けを求める声が出ているなら誰か大人が反応するべきだ」と述べました。

2019-2-9-3.gif

また、勧告は学校や家庭での体罰が十分に防ぎきれていないと指摘し、特にしつけにおいて暴力が一定程度、許容されていることを問題視しています。子どもの権利委員会で日本の状況が審査されたのは2010年以来で、勧告に法的な拘束力はありません。



●ADHD支援 薬物治療は最後の手段にすべき

気になる、ADHDの診断や治療に関しては、「市民の人権擁護の会」のフェイスブックに速報が掲載された。「市民の人権擁護の会」は、先月、我が国の発達障害に対する薬物治療の偏重などについて、スイスの国連本部まで出向き、レクチャーしてくれていた。


今年は、虐待事件で注目が集まっていたため、国連の勧告が大きく報道された。きっと、発達障害キャンペーンにも変化が起きるだろう。


市民の人権擁護の会 日本支部 (CCHR JAPAN) フェイスブック

ADHDの診断や治療に関しては以下のように勧告されています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
34. The Committee is seriously concerned about:
(d) The increase in the diagnosing of children with behavioral problems with ADHD and their treatment with psychostimulant drugs, while neglecting social determinants and non-medical forms of treatment.
35. … the Committee urges the State party to:
(e) Ensure that diagnoses of children with ADHD are thoroughly examined, that prescription of drugs is used as a measure of last resort and only after an individualised assessment, and that children and their parents are properly informed about its possible side effects and non-medical alternatives; and conduct a study on the root causes of the increase in ADHD diagnosis and psychostimulant drugs prescriptions.
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



国連は、わが国で、ADHDと診断される子どもが増えていることと、治療薬の売り上げとの関連性を強く疑っている。日本は、すでに9年前に「支援や研究調査は製薬産業とは独立に実施されるべき」と指摘されている。その勧告を無視し改善を怠ってきたのだから、当然だ。


国連の勧告を読めば、日本がいかに遅れているかがわかる。友人の医師が私に言った、「子どもにすぐに『障害名』をつけるような人たちがいるところには、近寄らなければいい」は、世界の常識なんだと思う。



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2002年に手のひらにのるほど小さな男の子を出産しました。それから11年。医療と教育がもっと連携できないか試行錯誤してきました。コマーシャリズムとどう付き合うか悩み、一時挫折。もう一度がんばってみようと思うようになり、ブログをはじめました。

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