FC2ブログ

天国に届くといいなぁ 

自分のすむまちでおきた給食アレルギー死亡事故 できることはないか考えています

0

国立成育医療研究センター『こころの診療部』への不信  成育は、『医療保護入院』の闇」をなぜ看過するのか?

●武蔵大教授千田有紀氏の提言 「複数の医師や第三者機関を介在させ、異議申し立てをしやすくすべき」

先日ブログに書いた、我が国の精神科で行われてきた『医療保護入院制度』の問題点について、もう少し突っ込んで書いてみよう。


記事の最後にあった、武蔵大教授(家族社会学)の千田有紀氏の提言は、私もその通りだと思う。日本の精神医療に決定的に足りない視点だ。




「『医療保護入院』の闇 『家族の同意』危うさも」 2019年7月28日 東京新聞 から引用

DV被害者などの支援を通じて強制入院制度を調査する千田有紀・武蔵大教授(家族社会学)は『家族は本人の利益を代弁できるはずだ』という制度設計は、性善説と言えば聞こえがいいが、精神医療という公共の問題を『家族でなんとかしろ』と矮小化するという表裏だ」と指摘する。

日本では、精神疾患の治療の名目で、家族に座敷牢などに閉じ込める「私宅監置」が長く続いた。廃止は1950年。「だがその後も、隔離場所が自宅から病院に移っただけ。家族に責任を負わせ、病気だと名指しした人を社会から排除する思想は変わっていない」。

千田氏は、こう訴える。「悪用を防ぎ、本人の権利を守るためにも、複数の医師や第三者機関を介在させ、本人が異議申し立てをしやすくなるなど、強制入院の制度をより社会に開く努力が欠かせない」




●国立成育医療研究センターの『こころの診療部』の問題点 『悪用から患者を守る』『悪用する医師がいる』という観点がなさすぎる

私自身、国立成育医療研究センターの『こころの診療部』(精神科)の育児心理科で「精神障害者」にされた時に、どうしても納得がいかず、成育に訴えたが、東京新聞が取り上げた被害女性のように、全く相手にされなかった。


私の被害体験はこちら↓

成育の『育児心理科』は、なぜ『ベゲタミン』や『エリミン』を外来患者に処方できたのか? 私の副作用報告を握り潰したのは誰なのか? その1




皆、精神科の闇を知らなすぎる。精神科は、『特別』だから、法務局の人権相談窓口さえ「人権侵害を受けた被害者」だという一方で、「ここでは救済できない」と、平気でたらい回しにするのだ。


仕方がないので私は、2007年12月と、翌年2008年4月に、センターに要望書を送付している。


実は、私はその要望書の中で、千田氏と同じようなことを訴えているのだ。


2008年4月、2度目に出した要望書の冒頭部分

国立成育医療センター総長先生

お願い


 昨年12月8日にお送りさせていただいた要望書に、12月末、お返事を頂きました。ありがとうございました。しかしながら、私の不信感はむしろ強くなりました。それは実害を訴え出たにもかかわらず、いまだ聞き取り調査や面接がないからです。成育医療センターには、専任のリスクマネージャーがいらっしゃるそうですが、機能しているのでしょうか。第三者の評価委員会はあるのでしょうか。また、育児心理科に関する要望が確かに伝えられたのでしょうか。そして、厚生労働省へは報告をしていただけたのでしょうか。

 差出人が総長名であっても、決して私の心を打つものではありませんでした。私がどのような気持ちで要望書をお送りさせていただいたのか、少しは心情をお察し下さい。民間では当たり前のリスク管理を、ナショナルセンターに求めるのは理不尽なのでしょうか。残念でなりません。

 心のケアにおけるトラブルは、すでに深刻な社会問題になりつつあります。被害を訴えているのは、私だけではありません。「被害が社会に見えないのは、被治療者が権威構造のなかで泣き寝入りをさせられたり 、 閉鎖構造のなかで隠蔽されたりするからである」と専門家より指摘されています。代表的な具体事例として、日本トラウマティック・ストレス学会元学会長であり PTSD治療の権威、金吉晴医師の起こした暴力事件が挙げられます。精神科医であれば、ハラスメントも許されるのでしょうか。同様に、今回の●医師(※ 初代育児心理科医長)の対応も、自らの言葉によって相手を傷つけたのなら、さらなる投薬やセカンドオピニオンよりも、まずは心からの謝罪をするべきでしょう。まして、もともと精神科での治療を望まない患者が、投薬中心の治療で向精神薬を次々処方され、精神障害者とされました。それが明らかな誤りであっても、私には名誉を回復する手段がありません。「失調感情障害」という診断や「障害者手帳を持てばいい」という指導が、今も私や家族を深く傷つけているのです。精神科医療に自浄作用が期待できない以上、センターで解決していただく他ありません。

 現在日本では、精神科医療におけるエビデンスが確立されているとは言い難く、かつ、日本の水準は先進国に比べ、明らかに低いと言われていると伺いました。ですから、患者にも、治療の内容を知り、そのうえで選択する権利を認めていただきたいのです。私は、精神科医による心のケアを二度と受けたくありません。




●『日本トラウマティック・ストレス学会』元学会長が起こした暴力・カルテ改ざん事件 2007年にはすでに事件化していたのにスルー

私が要望書の中に、『日本トラウマティック・ストレス学会』元学会長で、 PTSD治療の権威、金吉晴医師の事件を盛り込んだのは、国立成育医療センターの『こころの診療部』のトップ、奥山眞紀子医師が、金医師の共同研究者だったからだ。『日本トラウマティック・ストレス学会』に所属していたのは奥山医師だけではない。私の元主治医だった、初代育児心理科医長も、学会の幹部で、金医師の究者仲間だったのだ。


『こころの診療部』に、『日本トラウマティック・ストレス学会』の幹部が所属していたのは、偶然ではないはずだ。成育は、厚労省の直轄のナショナルセンターだから、国が、PTSD治療に力を入れていた、ということだろう。当時国は、未熟児を授かった母親は、強いショックに襲われるから、PTSD治療が専門の精神科医にケアをさせればいいと考えていたんじゃないかと思う。


ところで私が金医師の暴力事件を知ったのは、『精神科医の犯罪を問う』というブログ記事を読んだからだ。この記事が書かれたのは、2007年。

阪神大震災と精神科医 2007/2/1

2019-8-7.gif

阪神大震災について書かれた記事で、興味深いものがありました。
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000227645.shtml

「一方で、『精神科医や友人らの無神経な言葉に傷ついた』との回答が半数を超えた」というくだりがあり、色々と過去の思い出がよみがえって来ました…。

阪神大震災が起きた1995年、私は神戸の某私立高校に通っていました。実家は神戸に隣接する市にあり、地盤が堅固だったため、家も家族の者も無事でした。

しかし、学校は最も被害の大きかった地域の真ん中にあったため、避難所と遺体安置所となりました。当然、授業ができるわけもなく、約1ヶ月休校となりました。再開されてからも、交通が不便だったので、片道40kmを自転車で通い続けました。

自分はこの震災で多くのことを学びました。特に印象に残ったのは、多くの人々が善意を持って、復興のために色々な活動を行っていたことでした。信頼できる善意の人がこんなに多いことに驚きました。私自身も、自分に何かできないかと考え、ボランティアに携わりました。そこにいる人々は、何か指示を待って受身で動いているのではなく、自分が何をすればよいかを見つけ出して仕事をしていました。そこで、私はボランティアという言葉の本当の意味を知りました。この経験は、今でも人生に大きな影響を与えています。

さて、このような善意の集まりの中にも、そうでもない人がいたのは確かです。人々の支援や街の復興よりも、震災を利用したビジネスに興味があるような人もいました。

今思えば、一部の精神科医はそのような人々でした。被災者の気持ちよりも、自分たちを「心の専門家」として売り出すことに夢中だったような人もいます。「心の専門家」として彼らが行ったこととは、ただ安定剤や睡眠薬をばらまいたことだけです。

避難所で、医者が睡眠薬をばらまく姿は異様でした。本当に必要なのは、物質的援助と、人と人との心のつながりだったのは明らかなのに、薬で見せかけの安定を押し売りする様は不自然でした。

被災地では、身を削って周囲に尽くした精神科医や心理学者もいたでしょう。しかし、精神医療産業は震災を一つの大きなビジネスチャンスにしてしまいました。

「心の専門家」や「PTSD」という言葉が、震災後に目立つようになりました。マスコミに登場する精神科医は、ことあるごとに自分たちを心の専門家であると宣伝し、嬉しそうにPTSDの概念について説明していました。


私から見ると、見せかけの専門家よりも、心から善意で被災者を支援している人々の方が、よほど「心の専門家」のように見えました。実際に効果があったからです。一方、自称心の専門家はどんな人々なのでしょうか?

ひとつの例ですが、PTSDを利用し、国から多額の研究費をもらってきた精神科医(現在国立精神神経センター精神保健研究所の部長)は、PTSD患者に対して難聴になるまで顔面を叩いた行為を「治療の手段」と公言し、カルテを改ざんして裁判官にまで信用ならないとされた人物です。

まあ、本当に「心の専門家」であれば、接する相手をいたずらに不快にさせることはないでしょう。大切なのは、専門家としての肩書きではなく、単に人としても思いやりです。それが無い人に、「非専門家」を見下す資格はありません。




成育が、金吉晴医師の『カルテ改ざん事件』や『わいせつ疑惑』について、知らなかったとしても、奥山医師と初代育児心理科医長は知っていたはずだ。


100歩譲って、奥山医師が知らなくても、初代育児心理科医長は知っている。


なぜなら私はこの記事をプリントして、初代育児心理科医長に突きつけ、こう言ったからだ。


「あなたが私にしたことは、まさにここに書いてある通りだと思います。『こころの専門家』は、やっていることがおかしいと思うのは、私だけじゃありません。

そもそも、あなたが所属している『日本トラウマティック・ストレス学会』の学会長は暴力事件を起こして、裁判官にカルテ改ざんを認定されているじゃないですか。それだけでも異常ですが、学会に所属するその他の『心の専門家』に対しても、被害を訴える人たちがネットに不満を書き込んでいます。特に、『家族をバラバラにされた』『一度もあったことがない精神科医に、一方的にDVの加害者にされた』という男性からの被害の訴えは後を絶ちません。

一体、『こころの専門家』と呼ばれる人たちは、診察室で患者に、何をしているんですか?」



言っておくけれど、学会長が暴力事件を起こして、新聞記事になるなんて、普通の学会じゃありえない。ましてそれを、学会に集う人たちが、問題視しないなんて、全く理解できない。


だから私が、この記事を読んで、ここ(成育の『育児心理科』)にいたら『マズい!』思うのは当たり前だ。


現に、あれから精神医療の闇が、次々社会問題化していった。


●成育は、なぜ、千田教授が提言したことを、国に提言しないのか?

私はいまだに彼らを信用していない。こうやって10年以上もの間、精神科で起きている『人権侵害』を、看過してきたからだ。


なぜ、被害者を増やして、被害者が騒いで社会問題化しないと、改善しようとしないのだ。


私以外の、成育の被害事例はこちら

虐待通告をめぐり、裁判になった事例
国立成育医療センターで起きた虐待通告を巡る『ちくわ事件』 それは本当に『虐待』と呼べるのか?




医師や医療機関(あるいは地方自治体)が訴えられ、裁判で負け、数千万の賠償金が支払われることも珍しくない。


でも、その財源は、元をたどれば私たちが支払う税金だ。


こうした要望書、あるいは新聞記事が出た時に、なんで素早く対応しないのだ。


成育は、政策医療を行う特別な医療機関だから、毎年多額の研究費がおりている。


本来であれば、千田教授の指摘したことは、成育が国に提言するべきことだろう。


なぜ、国に提言するような立場の精神科医は、医療保護入院の闇から、目をそらすのだ。



関連する話題です
『母親のこころのケア』と『離婚ビジネス』 『離婚ビジネス』は都市伝説なのか? ネットの書き込みが次々ニュースに 前編

なぜ、 『こころのケア』が「お断り」と言われるようになったのか その1 『阪神淡路大震災』と『地下鉄サリン事件』

ADHD治療薬『ビバンセ』のパブリックコメントと『患者からの医薬品副作用報告』

成育が開発した『須坂モデル』に決定的に足りないこと いつまで『性善説』を続けるの? 前編

安倍首相 ハンセン病家族訴訟の原告らに謝罪というニュースと、『強制不妊手術』の検証作業 

超低出生体重児と虐待 第25回参議院議員選挙 ネットの草の根運動が、『日本維新の会』の公約に!

成育が開発した『須坂モデル』と『医療保護入院の闇』 「精神疾患だからと相手にされず」の怖さ

コメント

非公開コメント
My profile

Author : サクラ47

2002年に手のひらにのるほど小さな男の子を出産しました。それから11年。医療と教育がもっと連携できないか試行錯誤してきました。コマーシャリズムとどう付き合うか悩み、一時挫折。もう一度がんばってみようと思うようになり、ブログをはじめました。

プロフィール

Author:サクラ47
2002年に手のひらにのるほど小さな男の子を出産しました。それから11年。医療と教育がもっと連携できないか試行錯誤してきました。コマーシャリズムとどう付き合うか悩み、一時挫折。もう一度がんばってみようと思うようになり、ブログをはじめました。

全記事表示リンク

検索フォーム

カレンダー

03 | 2021/04 | 05
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文: