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報道特集 安倍政権の『官邸主導』 虐待防止対策に携わった元厚労働省キャリア官僚 千正康裕さんの証言

●9月12日放送の報道特集 厚労省の現役官僚が登場 『官邸主導』の弊害を語る

昨日の夕方の報道特集の前半の特集は、安倍政権の『官邸主導』。







菅義偉氏が、次期総理になることが確実なので、急遽特集が組まれたんじゃないかと思いました。何しろ、菅さんといえば、官僚を押さえつけることで有名だから、官僚には相当の危機感があるんでしょう。


菅義偉 官僚」でググると出てくる出てくる、という感じですね。


面白いことに、特集の冒頭には、厚労省の現役職員と、その後には元キャリア官僚が登場しました。私は、実名で登場した元官僚をみてハッとしました。児童虐待に関わってきて、フローレンスの駒崎弘樹さんと仲が良いことでも知られる千正康裕さんだからです。





私は、虐待されやすい筆頭にあげられる、超低出生体重児の母親です。ですから千正康裕さんに対する思いは複雑です。


この先、菅さんが総理になれば『共同親権』の実現に向けて大きく動く可能性があります。それこそ政治主導で。


超低出生体重児と虐待 国立成育医療研究センターは『虐待冤罪』についてきちんと検証すべき!




でも私は、『官邸主導』でガラッと変えることには反対なんです。これまでの検証をきちんとすることなく、多くの人たちが納得しない形で政治の力でねじ伏せるように変えても、何かのきっかけで、またガラッと反転するかもしれないからです。


私は、厚労官僚のインタビューをききながら、考えてしまいました。


国立成育医療研究センターに個人で、『育児心理科』の被害報告をしても、握りつぶされてしまいます。厚労省には絶対に届きません。法務局の人権相談窓口に行っても、裁判をしろと言われます。


人権団体に協力してもらい、やっとの思いで厚労省に陳情しても「国会議員にお願いしてください」と議員への陳情をすすめられるんです。


10年前の『救児の人々』の炎上事件と『京都のALS安楽死事件』を繋ぐ『安楽死を考えるシンポジウム』 前編




ここに書いた以外にも私は、『報道特集』で取り上げてもらったし、『救児の人々』という本にインタビューを掲載してもらったり、知り合いの小児科医にお願いして、東京都の事業に応募してもらったり、やれることはやり尽くしてきたつもりです。


だから私は千正康裕さんの意見にも賛同できません。


ことごとく却下したのは、誰なんだと言いたいです。


政治主導じゃなければ、変わろうとしないじゃないか、


他にどんな方法があったんだ、


官僚だって、いつも一部の人たち、お友達の意見ばかりきいて、物事を決めてしまうじゃないか。だから冤罪被害が増え続けていったんでしょう?


冤罪が増え続けていたのに、どうして一旦立ち止まろうとしなかったのか、と。


いや、それよりも超低出生体重児の虐待問題は、虐待以前の問題で、患者登録制度すらないじゃないかと、


それなのにどうして『生育限界を21週に下げよう』という議論をしようとなるんだ、


私には、厚労省や医療者が、やりたいことをやっているようにしか思えません。


官僚だって大変なんだ、やってられないという気持ちもわかりますが、色々と反論した気持ちで一杯です。


特集から、厚労行政に関わる部分を記録しておきます。


行き過ぎた“官邸主導”の弊害【報道特集】2020年9月12日

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2014年、第二次安倍政権が発足して作られた内閣人事局。その中心にいたのが菅官房長官 中央省庁の幹部 約600人の人事は すべて官邸が決めるようになった。


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ーー官邸主導は弊害のほうが遥かに大きいと話す厚生労働省の現役職員(匿名)


現場感覚からすると大きくずれたことが(官邸から)落ちてくる時がある。その軌道修正ができないことは官邸主導の弊害。


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その最たるものがアベノマスク。あれは本当に最悪だった。

厚労省は老人ホームなど感染リスクが高いところに集中的に配布するつもりだったのに、突然、全世帯に配布すると官邸で決まってしまった。

国民がそれで喜んでくれるのであれば、こちらも良いのですが結果はご存知の通り。いつも突然上から降ってくる。現場を知らないし 見ていないからこそ実務を加味せずに決めるのは とても困る。



ーー厚生労働省の現役職員(匿名)は官邸主導が長く続いたことで将来に大きな変化が起きたと指摘する。

それはちょっと「官邸の意向だから仕方ない」という考えが通ってしまっている。「本意ではないけれど仕方ない」という風潮に職員もなっている。何より幹部がそういうマインドになっている。やらされ仕事になっている。

厚労省の昔からやってきた企画立案のスタイルはどんどん落ちているんじゃないかと感じている。

新たに官邸から業務が降ってきてさばくだけで精一杯。



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官邸主導で決まったことを予算編成で答弁するのは厚労相や幹部職員。今は野党合同ヒアリングというものがあって、ひたすら怒られ続けることもある。それも「何でこんなことをした」と延々と言われ、説明しないといけないが難しい。歯がゆく思っていた職員もいると思う。


ーー幹部の人事を官邸が握っていることについては

官邸に好かれると偉くなれるというのは誰しもが思っているので、官邸に気に入られるような施策なり考え方をしていく傾向はある。


ーーそしてもう一つ、目に見えるかたちで深刻な事態が起きていると話す

エース級の職員がいっぱい辞めている。僕が知っているだけで今年だけで何人辞めたのかなと。とても優秀な職員ばかりで国民全体にとって不幸なことですよね。その職員というのは、とても優秀な職員ばかりなので、国民全体にとっても不幸なこと。



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ーー去年9月まで厚労省で働いていた元厚生労働省キャリア官僚 千正康裕さん。官僚を取り巻く環境が大きく変わったことで霞が関を去った一人だ。ips細胞などを使った再生医療を促進する法律(「再生医療推進法」)などいくつもの法改正に携わった。


なんか課題が起こってから「法律を作れ」「対応しろ」という時間軸がものすごい短くなった。

例えば、僕が一番長く関わってきた仕事が、児童虐待なんですけれども、平成20年台の後半は4年で3回も法律を変えているんです。

官邸がとにかく「人もつけろ」「法律も他よりも優先的にやれ」となると動く。そのことは良いことなんだけれど、仕事はものすごく増える。



ーー官僚たちは以前よりも過重な労働を強いられるようになったと言う。退官した千正さんは自ら会社を立ち上げ、医療や福祉といった分野でNPOなどと連携する仕事をしている。現役官僚たちのためにも見直して欲しいと話すのが、国会論戦のあり方だ。


「民主党政権の時の方が、もっと酷かったじゃないか」とまず言う。経済指標が良くなったとか、株価が上がったなどとまず述べる、このスタイルが確立した。「なるべく丁寧に説明しよう」と僕は思ってやってきたが、官邸はどうもそうじゃないと。


ーー官邸からは丁寧な説明よりも政権の実績を強調した答弁書を求められたという。

「ちゃんとこっちの正当性を自信を持って反論しろ」となった時に違和感があった。官僚としても、与野党の喧嘩を支えるのが仕事ではなく、政策そのものを考える時間をもっと増やしたい。



超低出生体重児と虐待に関する記事です↓
成育の『育児心理科』は、なぜ『ベゲタミン』や『エリミン』を外来患者に処方できたのか? 私の副作用報告を握り潰したのは誰なのか? その1

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超低出生体重児と虐待 『東京・目黒区、5歳の女児の虐待』というニュースをみて

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『救児の人々』の10年後 超低出生体重児(超未熟児)と小児がんの支援体制との決定的な違い

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「川崎病」を発見した川崎富作医師が亡くなる 超未熟児にも患者登録制度をつくって欲しい

超低出生体重児と虐待 本の出版と『臨床研究』

超低出生体重児(超未熟児)と虐待 愛知の三つ子虐待事件と、町田の双子虐待事件で語られないこと

超低出生体重児と健康教育 エビデンスが出てからでは遅すぎる

『絶滅できない動物たち 』と超低出生体重児  私が厚労省に要望書を提出した理由

超低出生体重児(超未熟児)の虐待がなくならない訳 『銭金ベース』で動く人たち

『発達障害のウソ』が文春とヤフーに掲載される 

超低出生体重児の健康教育 勉強よりも大事なこと 『まず隗より始めよ』

『町田布団グルグル巻き虐待事件』の続報と『絶滅できない動物たち』

超低出生体重児の長期予後と『絶滅できない動物たち』

山口慎太郎東京大学教授の論文がトレンドに 超未熟児はオリンピックなんか目指せない?

『#先生死ぬかも』なのに、『日本周産期・新生児医学会』は生育限界を下げる議論を開始?

超低出生体重児と虐待 どうして、『母親のGDP 』だなんて言われないといけないの?

10年前の『救児の人々』の炎上事件と『京都のALS安楽死事件』を繋ぐ『安楽死を考えるシンポジウム』 前編

『ALS女性、ヘルパー探し 17事業所に依頼』と超低出生体重児の生育限界

超低出生体重児と虐待 『あなたのためにやってあげてる』という善意の圧力

未熟児を展示した偽医者『マーティン・クーニー』と『ネアンデルタール人復活計画』と

BBCの『How one man saved a generation of premature babies』 未熟児を展示したマーティン・クーニーはドイツ系ユダヤ人移民

超低出生体重児と虐待 『町田布団グルグル巻き事件』 スマホから戦慄の“折檻動画”が見つかる

超低出生体重児と虐待 国立成育医療研究センターは『虐待冤罪』についてきちんと検証すべき!

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Author : サクラ47

2002年に手のひらにのるほど小さな男の子を出産しました。それから11年。医療と教育がもっと連携できないか試行錯誤してきました。コマーシャリズムとどう付き合うか悩み、一時挫折。もう一度がんばってみようと思うようになり、ブログをはじめました。

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