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超低出生体重児(超未熟児)と大学受験 一番参考になったのは『ニコニコペース』

●脳神経外科医から批判が出ている『厚生労働省の手引き』の編纂責任者は、奥山眞紀子医師


6月は、就学相談がはじまる時期なので、


久しぶりに超低出生体重児(超未熟児)の教育問題について書いてみます。


私の息子は、国立成育医療研究センターが設立させて、一番目に産まれた24週生まれの超低出生体重児(超未熟児)でした。


本来であれば、ナショナルセンターの成育が、超低出生体重児(超未熟児)の長期予後に関して、情報提供するべきではないかと思うのですが、


昨日紹介したように、こんなニュースがあったばかりです。まだ当分難しそうですね。




またまた無罪判決だそうです





なぜこのニュースが関係しているかというと、


脳神経外科医から見直すべきだと批判されている『厚生労働省の手引き』の編纂責任者は、


成育のこころの元診療部統括部長、奥山眞紀子医師
だからです。


●私が成育のフォローアップを辞めた理由その① 超低出生体重児(超未熟児)の発達支援は、奥山医師の専門(精神医学)が関係しているのでは?


成育が公開している研究業績を調べると、


超低出生体重児(超未熟児)の発達支援は、


奥山医師の虐待防止対策研究の一環として、行われてきたようなんです。


超低出生体重児(超未熟児)のフォローアップ 精神医学色の強い支援から、科学的根拠に基づく支援に変わるか?

【子ども庁】なぜいつも奥山眞紀子医師ばかり? 奥山医師が参加した国の審議会・検討会一覧表

松本俊彦医師のベンゾジアゼピン批判を読んで なぜ成育や小児医学会は、子どもを精神科に繋げたがるのか?




その奥山医師の経歴を調べると、私たちが普段接する小児科医ではなく、精神医学が専門の精神科医だということがわかります。


奥山/眞紀子

1979年東京慈恵会医科大学卒業。1983年東京慈恵会医科大学博士課程修了。1984年埼玉県立小児医療センター神経科医員。1986年ボストンタフツ大学附属ニューイングランド・メディカルセンター小児精神科。1989年埼玉県立小児医療センター附属大宮小児保健センター保健指導部医長。1998年埼玉県立小児医療センター保健発達部・精神科。2002年より現職。国立成育医療センターこころの診療部部長。東京慈恵会医科大学非常勤講師、日本小児科学会理事、日本小児精神神経学会常務理事、日本虐待防止学会理事、日本トラウマティックストレス学会理事、日本学術会議連携委員、NPO法人埼玉子どもを虐待から守る会理事



引用元:https://www.amazon.co.jp/ケーススタディ-こどものこころ-奥山-眞紀子/dp/4784943064


そもそも精神医学は、科学だと言えるのでしょうか?



●辞めた理由その② 長期予後を左右するのは、子どもの『体重』や『週数』の他にもあるのでは?


実は、私は息子が3歳ぐらいの時に、成育のフォローアップを辞めたんです。


通院しても、参考になるアドバイスがなかったからです。


最近、その理由を考えるのですが、やはり奥山医師の専門と関係があるんじゃないかと思うんです。


なぜなら、今行われている超未熟児の支援は、精神医学心理学の影響を強く受けているように思うからです。


また、それに加え、息子が、24週というギリギリの週数ながら、


800グラムという体重を維持したことも大きいんじゃないかと思っています。


息子が小さく産まれた原因は私の前置胎盤による出血で、


息子自身に問題があったわけではないからです。


一般的に長期予後を大きく左右するのは、子どもの『出生体重』と『在胎週数』だと言われています。


ただ、それにプラス「子に問題がない」、実はこのことも予後を大きく左右しているように思うのです。


●辞めた理由その③ 中枢神経に問題を抱えていない超未熟児 福祉的支援ではなく、教育支援が重要になるのでは?


息子の発達に話を戻すと、小さい頃から、体が小さく病気がちだったせいもあり、


何をするにも怖がりで、勉強もできる方ではありませんでした。


ただ、じゃあ、だからといって、『発達障害』なのかと言われると、


そうじゃないだろうと。


私が一番困ってきたことは、成育をはじめ医療機関で相談すると、


すぐに発達障害を疑われ、療育ベース
に乗せられ福祉的な支援になってしまうことでした。


データが出てくるのはこれからだと思いますが、


息子のような子どもの場合は、発達を促す鍵は、医療的支援よりも、教育支援じゃないかと思います。


●辞めた理由その④ 超未熟児は「皆と一緒に進学する」より、「基礎学力をきちんと身につける」を重視した方がいいのでは?


具体的に説明すると、今は、勉強ができないというと、特別支援学級に行けばいい、という流れになっていますが、


算数が苦手な超低出生体重児(超未熟児)の18年後 野口聡子医師の『在胎 23-25 週の児の発達予後と就学状況』への疑問




これは、一時的な救いになったとしても、私は息子のためにはならないと思いました。


一番のネックは、『大学受験』です。


受験そのものは、推薦など様々な制度を活用すれば、突破することができるかもしれません。


でも私は受験を突破できる程度の最低限の基礎学力をきちんと身につけたり、思考能力も鍛えないと、これからの時代は社会人として上手くやっていけないと思うんです。


例えば、今年から大学共通テストが始まりましたが、英語は単語数が大幅に増え、長文問題も多くなり、思考能力も試されます。付け焼き刃が通用しなくなり、ギリギリの学力の学生が落とされると言われています。


国は、交際社会で通用する人材を育成しようと力を入れていて、そのため英語の難易度が上がったそうです。





私は、英語の難易度が上がったことは、そう悪いことじゃないと考えています。仕事をする上で、英語の重要性は年々高まっていると言われていますし、


息子自身「海外で仕事がしたい」と言っているからです。







ちなみに共通テストでは、英語だけでなく、すべての科目で、グラフなどを読み込んで考える形式に変化しています。


今までよりも考える力がないと突破できませんから、私は「特別支援学級に行けばいい」という意見には、もっと慎重になるべきじゃないかと思います。


それから、特別支援学級に躊躇した理由はもう一つあって、英語をはじめ、古文、政治、経済など、受験時に必要になる分野の授業がない場合もあるんです。


そもそも「勉強ができない」にも理由があるわけで、できない理由を自分自身で考え、解決策を探り当てることにも意義があるんじゃないかと。苦労も人を成長するために必要だと思うんです。


●ゴールは一つでも、たどり着く方法は何通りもある


データもない、専門家のアドバイスもアテにならない、


では何を参考にし、どんな方法で学力を向上させたのか、ですが、


これといった王道的な方法があったわけではありません。


現状が変わらないから、仕方がなく、自分の発想をガラッと変えてみたんです。


一つ言えることは、今の日本の公教育は、超未熟児の発達を想定していない、ということです。


加えて、国が教育予算を削ってきたため、多くの教育現場は混乱、もしくは崩壊しています。


そのため、多くの学校で、授業は、子どもに合わせるというより、(教育現場に)課せられたノルマをいかにこなすか、に重点が置かれ、進められるでしょう。


こうした八方塞がりのような状況の時に、私は、以下の、「ニコニコペース」の動画をみて、こういう方法があるんだと、ハッとしたのです。





フルマラソンを走るには、一定量の厳しいトレーニングをこなす必要があるそうです。


でも、初めから厳しいトレーニングをしたら、辛くて、辞めたくなるでしょう?


だから、初めは、ニコニコペースで、短い距離で始めてみよう!というトレーニング法です。


ニコニコだろうと、スパルタ式だろうと、トータルで見れば、こなさないといけないトレーニング量は同じ。


でもニコニコペースだと、自分でもできそう、と思わせてくれる、


だから「これならできるかも!」「私もやってみたい!」という人が続出し、


(ニコニコ)マラソンがちょっとしたブームになったんです。


息子と同じような、超低出生体重児(超未熟児)は、


息子のように小学校から中学生の頃までは、勉強が苦手だというケースも多いんじゃないかと思います。


でも、受験英語をフルマラソンに例えるなら、


大学に入学する前に、英検2級以上のレベルに到達すればいいんですよ。


中学の時にお世話になった動画


高校の時にお世話になった動画


この動画を見て、英語がさらに好きになったそうです



最終的にたどり着くゴールは一つしかないけれど、


たどり着く方法は、何通りもある、ということです。


小学生の頃から、ひたすらコツコツ積み上げていく方法もあれば、


中学受験を目指して頑張る方法もあるし、


高校受験で頑張る方法もあるでしょう。


息子のようなのんびりした子どもは、高校生の終わりにならないと頑張る気持ちが出てこないかもしれません。


でも、のんびりした子どもにも、チャンスはあります。


高校生になれば、小中でできなかったことをやり直すことは、それほど難しくないからです。


発達の差が著しい、小学生から中学生の頃に、焦って追いつく必要はないんだと、


そういうことを、教えてくれたんです。


もちろん、私が日頃から、運動を続けてきたから、ニコニコペースに共感したんだと思いますが。


何れにしても、精神医学的な支援は、「(障害だから)できなくてもいい」がベースにあるので、参考になりませんでした。



【大岡敏孝衆議院議員の国会質問についての記事】
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【精神科医による性犯罪】大岡敏孝衆議院議員『厚労省は子どもたちに精神科の受診を勧めるだけ 治療の検証も、わいせつ事件を起こした医師の情報も学校に伝えようとしない』 後編

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2002年に手のひらにのるほど小さな男の子を出産しました。それから11年。医療と教育がもっと連携できないか試行錯誤してきました。コマーシャリズムとどう付き合うか悩み、一時挫折。もう一度がんばってみようと思うようになり、ブログをはじめました。

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